食べ物でカラダをととのえよう~その2
2019/11/15
前回のコラムでは肺のケアにれんこんをご紹介しましたが、他にも、葛やキンカン、かりん、はちみつなども、肺のケアや咳にはよく効きます。
純正食品マルシマさんの「かりんはちみつしょうが湯」は喉にも優しくからだもポカポカ~。
フルーツバスケットさんの「生姜飴」は、この季節の持ち歩きにはぴったり。
自然派Style種子島洗糖の優しい甘さと、すりおろした国産根しょうがが喉をケアしてくれます。
我が家では、食でカラダをととのえるのが日常のことになっています。
子育ても介護の必要な母もお薬は使っていないので、ほとんど医療費はかかっていません。
その代わりに、コープ自然派の志の高い食べ物が家族のカラダを守ってくれているという想いが強いです。
しかも美味しい!
生産者さんはじめコープ自然派に関わるすべての方には、家族の健康を支えていただいている感謝の気持ちでいっぱいです。
●腎臓のケアには小豆汁
【小豆汁4人分】
小豆1カップ、水3カップ
昆布3センチ角、塩少々
鍋にあずきを入れてさっと洗い、三倍の水と昆布を入れ、蓋なしでことこと煮る。
水気がなくなったら、小豆の2センチ上くらいまで水を足し、
今度は蓋をして弱火でコトコトと煮る。
適宜水を足し、小豆が煮崩れるくらい柔らかくなったら、
(この鍋でふたをして30分ほど)塩を入れて味をととのえる。
出来上がり!
小豆は利尿作用があり、腎臓の疲れを取ります。
腎臓のケアで特に効果的とされているのは「小豆カボチャ」です。
作り方は、
上の炊き上がったあずきに、カボチャ150g程を1口大に切ったものと水を入れ、蓋をせずに30分ほど弱火で炊き、塩加減を調整すれば、小豆カボチャの出来上がりです。
カボチャの自然な甘みとホクホク感がやさしくカラダを整えてくれます。
体調不良の時は1日1食として食べると良いですよ。
カボチャには食物繊維も多く、カリウム豊富で、塩分を排泄します。
またβーカロチンの強力な抗酸化作用で、皮膚や粘膜を保護します。
腎臓のケアだけでなく、アンチエイジングの美肌効果もあるので、ぜひ作ってみてくださいね。
梅しょう番茶もよく作ります。
私は出雲ほうじ番茶を使っています。
●梅醤番茶
湯呑の中で梅干しをつぶし、しょうが汁と醤油を数滴たらし、お番茶を注いで好みのお味でいただきます。
風邪の初期や、ちょっとした不調、胃腸の調子もととのえます。
なんだか難しいと思う方は、いんやん倶楽部の手当て食シリーズがおすすめです。
梅醤エキスを使うと、お湯を注ぐだけで、梅のクエン酸が疲労回復を助け、じんわりとカラダを温めてくれます。
葛を使ったれんこん本葛あめもとろーり甘く、れんこんと葛が粘膜系をケアしてくれます。
食養生で私が大切にしていることは、農薬を使わない食材、汚染されていない食材だからこそ、カラダをととのえる材料になる、ということです。
自分や家族のココロとカラダの様子を見ながら、安心な材料で食養生してくださいね。
家族の健康な笑顔が一番ですもんね~!