カカオ農家さんに心を寄せて~ハッピーバレンタインディ!

2020/2/7

毎年2月二人の娘を持つ我が家はチョコレート工場のようになります。
お友達やお世話になった方を想い、たくさんのチョコレート菓子を作るからです。

もらった人が笑顔になれる様子を想像しながらの作業はとても楽しいものです♪

でも、よく考えると、こんなにもチョコレートが街にあふれる2月3月ですが、有名なチョコレート菓子は知っていてもその原料となるカカオの背景を知る人は案外少ないのかも知れません。

カカオを収穫後、発酵させ、その中にある種子がカカオ豆です。
それがどうやってチョコレートになるのでしょうか。

以前、コープ自然派奈良のフェアトレードのカカオ豆からチョコレートを作るワークショップに参加しました。

カカオ豆100g程を洗って
  

炒って、

外皮を外して、砕いたものがカカオニブ。

そこに、砂糖40g、ココナッツオイル大さじ1(12g)を入れ、湯煎しながらねっとりなめらかになるまでひたすら摺ります。

もっともっと摺ります。

スプーンですくってトレーシングペーパーの上に落とし、コープ自然派の製菓材料でおなじみナチュラルキッチンさんのドライフルーツで飾ります。

『マンディアン』というチョコレート菓子の出来上がりです!

自家製チョコレートを作りたいけれどカカオ豆が手に入らない時や、時短で作りたい人はカカオニブを買って、摺るところから始めても良いですね。

なめらかになるまで摺ることが大変なので、電動ミルなどを使っても出来ますよ~。

世界で三番目にカカオの生産が多いインドネシアでは、カカオは換金化作物として作られていて、農家さんは自分の農園のカカオを食べることはなく、カカオがどのようにチョコレートになっているかも知らないと教えてもらいました。

生産者から暮らしを守り、児童労働から子どもたちを守るフェアトレード。
フェアトレードにより調達されたものを選ぶことによって農家さんの生活向上にも繋がっています。

遠い国の生産者さんにも想いを馳せ、カカオ豆を作る側も、いただく側も、皆が笑顔のバレンタインディになりますように 不平等な社会構造の変化に期待して考える消費をしたいと思います。

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