昔の人は偉かった!日本のすばらしい加工食品
2022/3/30
梅が終わり、桜の季節。
お花が散るころにはたけのこが。
春ですね~。
昨年の今頃、我が家の庭に芽吹いた小さな苗が
どんどん育ち、
6月頃に突如出現したこちらは、
なんでしよう?
なんと、1m以上もあります。
巨大なお花です。
「こんにゃく」のお花なんです!!
たった2日でしおれてしまいました。
これが球根です。
こんにゃく芋です。
3年育ってようやく一人前のお芋になり、
このこんにゃく芋を加工して、
美味しいこんにゃくへと
変身します。
平安時代にはこんにゃくは食べられていたそうです。
生のこんにゃく芋はとてもアクが強いのですが、
こんな加工を考えた
昔の人はすごいなあ~と感心しきり。
自分でも作ってみました。
① 芋をたわしで丁寧に洗う。
こんにゃく芋は素手で触るとカブれるので手袋をして、
芽の部分や傷は取り除きます。
② 適当な大きさに切って、柔らかくなるまで茹でる。
(この段階で冷まして冷凍しておけば、
1年中こんにゃくを作れます)
③ やわらかく茹でた芋をつぶす。
(茹でたこんにゃく芋と熱湯をミキサーに入れ、
30秒ほど攪拌する)
④ 大きな容器に入れてこねる。
⑤ 石灰(凝固剤)を入れた灰水を作る。
⑥ ④に⑤を加えて、またよく練る。
⑦ 粘りがつよくなったら、さらに灰水を入れこねる。
(こねているうちに固まってくるので、
1本指で線を引き、溝筋が残ったままならぬるま湯を足し、
溝筋が寄ってくるようになったら練り上がりです。)
⑧ 練りあがったこんにゃくを型に入れ、固めてから茹でる。
または、こんにゃくを丸めて30分ほど茹でる。
生でもおいしい!手作りこんにゃくの出来上がり!
こんにゃく愛に満ちている私です。
・・・が、
毎回手作りは難しいので・・・
実は、カタオカさんの
自然派Style生いも板こんにゃくを
毎回買っています!
100%国産のこんにゃく芋で作られているので安心だし、
凝固させるために使う卵殻焼成カルシウムなども国産で
阿波吉野川の支流白滝山のきれいな水を使い、
昔ながらの缶蒸し製法で製造しています。
コシがあって、低カロリーで、ヘルシー。
味馴染みが良いのでいろんなお料理に大活躍です!!