第12回 いのちは毎日の食とつながっています
2025/3/21

食べものというのは、「食物=生命」と考えています。いのちは毎日の食に直結しています。単に予防医学というだけでなく、日々の暮らし方、その積み重ねによって心身ともに元気に暮らすということだと思います。古くは江戸時代から花開いた養生文化にも見ることができます。貝原益軒先生は「生き方そのものを記している。そこには自然界とのかかわりがある」と述べています。季節や社会的ストレスなど人間は生まれ落ちたときから、環境の影響を受けているのです。
赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲んでいるとき、鼻呼吸していますよね。あれは呼吸の訓練をしている大事な時期です。口は外とつながっているいちばんの要です。そして、昔の人は、丹田のところに魂が宿っていると考えました。虚弱な遺伝子をもって生まれても、後天的な生活環境で良くも悪くも変化していきます。