GMナタネ自生調査に取り組みはじめて20年。2024年4月22日(月)に神戸港周辺で調査を実施。

2024/4/29

2024年4月22日(月)の調査より:神戸港で見つかったGMナタネ

2024年4月22日(月)、神戸港周辺を中心に「GMナタネ自生調査」を実施しました。この取組は「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」が毎年主催しており、コープ自然派では生活協同組合 コープ自然派・遺伝子組み換え食品ストップネット連絡会のメンバーが調査を行っています。

当日はコープ自然派・遺伝子組み換え食品ストップネット連絡会のメンバー7名、有志3名が参加しました。阪神深江駅から神戸港周辺を歩き、食品コンビナート工区を走る幹線道路の沿道に自生していたナタネ、アブラナ科の植物、合計5検体を採取しました。また、参加メンバーが大阪の幹線道路の沿道で採取したナタネを検体として持ち寄り、合計7検体の調査を実施しました。

検査をした結果、神戸港周辺で見つかった5検体のうち、3検体から遺伝子組み換えの陽性反応が検出されました。

神戸港周辺では、2019年のGMナタネ自生調査で採取した検体の75%が陽性だったことから、神戸市環境局と製油工場に再発防止と管理の徹底を求めて申し入れを行って以来、製油工場と継続して連絡を取り合うようになりました。製油工場での日常的な刈り取りによる除草作業の強化や、社員教育などの取組を実践されてます。

▼GMについて
GM(Genetically Modified)とは、遺伝子組み換えの略称です。遺伝子組み換え作物のことはGMO(Genetically Modified Organism)と略されます。遺伝子組み換え技術を利用して、生物の「種」を超えて異なる遺伝子を組み込んだ作物のことです。

コープ自然派について

オーガニック、しかもお手頃

コープ自然派は、生産者との顔の見える関係を大切にし自然と共存する暮らしをめざし、四国・関西のエリアで事業を展開。厳しい独自基準を設け、国産にこだわった食品添加物に頼らない商品やオーガニックや環境保全型農業で育まれた野菜を中心に取り扱う生活協同組合です。有機の学校をはじめとする有機農業を拡げる取組など多岐に渡り活動を行っています。

取材に関するお問い合わせ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合
・担当者:広報 / 田中
・電話:078-998-0850【平日10:00-17:00】

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