秋の収穫が待ち遠しい!生態系に配慮した農法で育まれた「自然派Style ツルをよぶお米」など、お米の年間予約がはじまりました。

2024/5/1

秋の収穫が待ち遠しい、お米の年間予約。

生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合(本部:兵庫県神戸市)では、会員生協にて2024年度のお米の年間予約登録を2024年4月29日(月・祝)より開始しました。

これから田植えをして秋に収穫されたお米を1年間・毎月定期的に組合員にお届けするサービスです。

コープ自然派のお米の年間予約で『みんなが嬉しい』を生み出す。

コープ自然派の年間予約米は、生態系に配慮した農法(環境創造米)で栽培されています。また有機の田んぼを拡げるために、段階的に農薬を排除し、有機の田んぼを拡げていく取組も行っています。

お米の年間予約は、有機稲作に挑戦したいという農家を支えたり、生態系に配慮した農法でお米作りに取り組む農家を応援するひとつのかたちです。
食べる人が決まっているからこそ、生産者は安心してお米を作ることができます。そして、組合員は顔の見える関係により、安心してお米を食べることができます。生態系に配慮した農法で栽培したお米を選び食べ続けることは、生物多様性のある環境を守ることにも繋がります。

自然派Style「ツルをよぶお米」は、コウノトリもよんだ。

自然派Styleツルをよぶお米・白米(無農薬)
自然派Styleツルをよぶお米・白米(省農薬)

ナベヅルの飛来地づくりを目指した「ツルをよぶお米」の取組が始まったのは2007年のことです。徳島県の生産者に兵庫県豊岡市の「コウノトリ育むお米」の先進事例とその取組を知ってもらい、生態系に配慮した農法(環境創造米)への理解と協力を得ることからはじまりました。地域と連携しながら農薬を使用しない有機稲作を拡げ、豊かな生態系を積極的につくり出しています。

この「ツルをよぶお米」の取組の成果がここ数年、目で見える形でもあらわれてきています。ツルをよぶお米の主産地である徳島県では、ナベヅルの飛来が増えただけでなく、コウノトリが飛来し野外繁殖をしていることが確認されています。

地域の生物多様性、環境を守るために。

生態系に配慮した農法は、農薬や化学肥料に頼らない、環境や生きものに配慮した農法です。お米の栽培に一般的に使われるネオニコチノイド系農薬も、田んぼに棲む生きものを食べる野鳥や、お米を食べる私たちヒトへの影響が指摘されています。

コープ自然派では、ネオニコチノイド系農薬に反対し、ネオニコチノイド系農薬不使用のお米作りの他、お米以外の農産物でも生産者とともにネオニコチノイド系農薬不使用の取組を進めています。

田んぼの生きものを調査!

田んぼはお米を作るだけではなく、様々な生きものを育むゆりかごです。コープ自然派の各生協では、生態系に配慮した農法で稲作を実施する農家の協力を得て、組合員と一緒に田んぼの生きもの調査を2006年から実施しています。生産者と組合員が「田んぼに棲む生きものを調べる取組」を行っているお米には、商品案内(カタログ)にマークを表示しています。

コープ自然派について

オーガニック、しかもお手頃

コープ自然派は、生産者との顔の見える関係を大切にし自然と共存する暮らしをめざし、四国・関西のエリアで事業を展開。厳しい独自基準を設け、国産にこだわった食品添加物に頼らない商品やオーガニックや環境保全型農業で育まれた野菜を中心に取り扱う生活協同組合です。有機の学校をはじめとする有機農業を拡げる取組など多岐に渡り活動を行っています。

取材に関するお問い合わせ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合
・担当者:広報 / 田中
・電話:078-998-0850【平日10:00-17:00】

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