第23回 通常総会を開催。今こそ地域連帯で、共助の“ちから”を発揮

2024/7/12

コープ自然派事業連合(本部:兵庫県神戸市)は2024年6月25日(火)に「生活協同組合連合会コープ自然派事業連合 第23回通常総会」を神戸で開催し、2024年度の活動方針などが盛り込まれた第1号議案から第5号議案まで、すべての議案が可決・承認されました。審議には、議長に選任された1名を除く、本人出席28名、委任出席0名、書面出席25名の合計53名が参加しました。

議案提案をする神野専務理事と会場の様子

2023年度の事業実績は、新規組合員加入人数26,252人(計画比84.1% 前年比104.0%)と計画を大きく割りましたが、前年を上回り過去最高の加入実績となりました。また全体の利用人数は前年比101.6%で微増という結果でした。この結果を受け、2024年度は「利用につながる組合員拡大」をテーマに進めていくことが決議されました。コープ自然派全体の供給高は263.9億円(計画比96.1% 前年比103.2%)、事業連合会経常剰余は2.3億円(計画比140% 前年比109%)と増収増益となりました。

コープ自然派が掲げる「誰もが有機農産物を食べることができる社会」の実現のために、2024年度はコープ自然派の2030年ビジョン「組合員35万人、供給高500億円」の達成に向けた基盤整備を進めます。「コープ自然派から、国産オーガニックをひろげる」意義を共有し、現代のライフスタイルの変化を注視しつつ、利用につながる組合員拡大とグループ全体で取り組むサービス改革、国産オーガニックを中心とした商品開発で、組合員拡大31,450人(昨対119.8%)、供給高282.9億円(昨対107.2%)をめざします。

開会の挨拶:岸理事長

開会のあいさつでは、停戦の兆しがみえない戦争に対する即時停戦を求める国際世論を巻き起こす必要性を訴えました。また、「日本社会の変化速度は急速で、持続可能性が問われています。協同組合の連帯がつくる共助が日本社会の危機的状況を救うきっかけとなればと思います」とお話がありました。

総会アピール:藤村理事

「日本政府による戦争への加担と反撃能力保有に反対する」総会アピール2024が提案され、拍手をもって承認されました。Peace for Gaza~ガザ攻撃の即時停止。また、反撃能力保有ではなく、丁寧な対話による平和の実現を求めることを宣言します。

コープ自然派について

オーガニック、しかもお手頃

コープ自然派は、生産者との顔の見える関係を大切にし自然と共存する暮らしをめざし、四国・関西のエリアで事業を展開。厳しい独自基準を設け、国産にこだわった食品添加物に頼らない商品やオーガニックや省農薬で育まれた野菜を中心に取り扱う生活協同組合です。有機の学校をはじめとする有機農業を拡げる取組など多岐に渡り活動を行っています。

取材に関するお問い合わせ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合
・担当者:広報 / 田中
・電話:078-998-0850【平日10:00-17:00】

プレスリリースの記事一覧