食の安心・安全を支える
商品検査体制
コープ自然派では、組合員さんにお届けする商品の「安心」・「安全」を支えるため、「商品仕様書の管理」・「栽培履歴の管理」(青果・お米)・「商品検査」・「生産地・工場点検」などの品質管理に努めています。
組合員さんからお申し出等、問題が起きた際には、原因調査の上、生産者・取引先と共に、再発防止と改善に取り組んでいます。
商品仕様書の管理
「商品仕様書」は、商品の内容や品質に関わる「設計書」にあたり、商品企画において非常に重要です。
コープ自然派では、コープ自然派の独自基準をクリアしているか、関連法令に準じているか等を点検しています。
【点検内容】
・「商品仕様書」と「包材の記載内容」と「商品案内(カタログ)の表示」とが一致しているか
・原材料、原料原産地、アレルギー、食品添加物、遺伝子組み換えの情報、栄養成分、製造工程、包材表示など
独自基準での商品検査
コープ自然派で行う検査には、主に「放射能検査」「残留農薬検査」「微生物検査」の3つがあります。
国の基準をクリアすることはもちろん、コープ自然派独自に定めた厳しい基準で検査を行っています。
1.放射能検査
3台の検査器を用い、週100件程度の自主検査を実施。検査結果は、毎週紙面やホームページでお知らせしています。
より精度の高い検査が必要な場合は、外部機関でも検査を行っています。
2.残留農薬検査
コープ自然派が取り扱う農産物の約60%が有機・無農薬。青果・お米については青果部門を担うコープ有機が「栽培履歴」を確認し、商品の取扱を決定しています。それをデータで確認するために、コープ自然派では、定期的に一般社団法人農民連食品分析センターにて残留農薬検査を依頼し、担保をとっています。
特に、コープ自然派が方針的として排除を掲げている「ネオニコチノイド系農薬」「除草剤グリホサート」の検査は、商品案内(カタログ)のマーク付けの根拠となるよう、検査を強化。検査で残留農薬が検出された場合は、商品のお届けをいったん止め、組合員のみなさんにお知らせをしています。また同時に、生産者に確認を行いながら、今後の対応方法を検討しています。
3.微生物検査
パンや食材セットなど、コープ自然派で製造を担っている商品の食中毒を防ぐために、商品の微生物検査を行っています。