ビオトープ米で
コウノトリの郷づくり!
「ビオトープ米」の取組
コープ自然派は全国にコウノトリの郷をつくるために、2020年からコウノトリの飛来地・定住地づくりを目標とする「ビオトープ米プロジェクト」を進行しています。
農薬多用による生態系の破壊や農地整備など、環境汚染の影響を受けて1971年に絶滅した日本のコウノトリ。しかし、農薬に頼らない、生きものを育む豊かな田んぼが拡がることにより、コウノトリの野生復帰がすすんでいます。
田んぼの生態系の頂点に立つコウノトリ。その野生復帰をさらにすすめていくためには、多様な生きものが暮らす豊かな環境を拡げていくことが必要です。
ビオトープ米は段階的に農薬を減らし、有機の田んぼを拡げていくための第一歩のお米です。生産者とともに、ネオニコチノイド系農薬を使わずに栽培することを目指しています。
22年産からは、ネオニコ不使用で栽培しています。
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ビオトーププロジェクト
~ごはん一杯から始まる未来をつくる物語~
コープ自然派では有機栽培技術を身につけた新規就農者を1000人育てることを目標とし「有機の学校」を運営しています。その中で2021年からは有機稲作専門コースを開設し、未来を担う有機米の生産者を育てています。
さらに、地域のJAとの協同組合間共同をすすめ、生物多様性を破壊するネオニコチノイド系農薬などを使用しないお米づくりをすすめ、生物多様性が豊かな持続可能な社会をつくるための取組を行っています。
また、組合員の皆さんからは「環境支払いカンパ」に協力いただき、コウノトリやナベヅルの飛来地づくりに必要な生きもの豊かな環境づくりを行っています。1年を通じてえさ場となる「ビオトープ」やコウノトリの繁殖のための「巣塔」などをつくる新たな取組もすすめています。
ビオトーププロジェクトはコウノトリが当たり前にいる環境を取り戻すための取組です。
生産者さんの声
化学肥料に頼らず、生態系を無視した農薬を使用しない農業に変わろうとする空気が徐々に社会に広まっています。
JA東とくしまではネオニコフリー宣言を行い、生産農家と認識を共有。生態系保全の意識の上に立って、地域の資源である有機質資材の地域循環とそれによる食味向上や品質向上を図りながら、持続可能な生産計画によって本物の安全安心をお届けしたいと思います。
環境支払いカンパにご協力ください!
農業のあり方が地域の自然環境・生態系を大きく変えます。
コウノトリが定住できる環境を取り戻すため、冬水田んぼ、魚道の設置、ビオトープ作りなどの取組を組合員の皆さんのご協力によって行っています。
カンパへのご参加をお願いします。
ビオトープ米に寄せられた声
- モチモチした食感でおいしい!
- 冷めたらもっともちもち。
- 口に入れるとほろっとほぐれる。
- 粘りがあるのでおにぎりにいいかも
- あっさりしている!
- 柔らかい食感でした。
- ほんのり甘みがある。