コープ自然派はグリホサート検査を続けています。

日本ではホームセンターなどで大量に販売されている除草剤「ラウンドアップ」。その主成分はグリホサートです。グリホサートには、発がん性や自閉症、神経毒性、生殖や出産への影響など様々な人体への影響が指摘されています。ドイツやオーストリアなどヨーロッパ各国では使用禁止、アメリカやカナダなどでは州レベルで規制が広がっています。しかし、日本では2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和しました。

このグリホサートが今、私たちの食を脅かしています。輸入小麦を使用した市販のパンからグリホサートが検出されていること、国産大豆では収穫前に除草剤グリホサートが使用されていることがわかってきたのです。

こうした状況を受け、コープ自然派では2020年4月から豆腐製品のグリホサート検査をすすめてきました。そして検査結果を『検査結果のお知らせ』として毎週チラシで公開するとともに、生産者と協力しながら原料トレースできる大豆への変更をすすめています。

土の中の土壌菌やヒトの腸内細菌にダメージを与え、有機農業にもヒトの健康にも最大の敵となっている除草剤グリホサート。組合員さんの安心・安全を守るためグリホサートを排除し、情報公開を行いながら解決方法を考えていきます。

【18号から】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道産大豆を使った豆腐にかわります。

北海道が「収穫前除草剤グリホサートを使用した大豆を取り扱わない」という方針を出していることを受け、さとの雪食品が製造する自然派Styleの豆腐は大豆原料を北海道産に限定することになりました。