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世界の温室効果ガス排出量の約25%は、農林業とその他の土地利用が占めています(※)。森林の減少や化学肥料・農薬を多用する近代農業による土壌損失、家畜からの排出が主な要因です。コープ自然派では、持続可能な社会をめざし、有機の学校の運営による有機農業者の育成や、国産有機農産物の確保と加工品への利用などをすすめ、現在は取り扱う農産物の60%以上が無農薬・有機栽培となっています。
また、プラスチックごみ問題も世界の大きな課題となっています。コープ自然派では2020年よりリサイクル推進室を立ち上げ、たまごパックをプラスチックからモールド(紙)に変更する議論を行い、その原資づくりとして商品案内の回収をすすめてきました。その結果、生産者の協力もあり、今号から穂積養鶏のたまごパックのモールド化が実現しました。
容器包材の課題は多くありますが、組合員の皆さんと議論しながら、一つ一つ取組をすすめていきます。
※参考:農研機構『農業由来温室効果ガス 排出削減技術の開発』より
モールドパックに詰めたPHF卵が新登場!
数量限定でモールドパックの取組がスタート。1年間で約40万点分(約8t)※のプラスチックを削減できる見込みです。また、モールドパックは回収しリサイクルを行いますので回収にご協力ください。組合員の皆さん、脱プラスチックの取組の応援よろしくお願いします。
※1パックあたり約20gで計算
PHF白卵10個(紙パック)
PHF赤卵10個(紙パック)
非遺伝子組み換えのPHFコーン・大豆油かす、国産玄米(飼料米)を約3%与えて育てた鶏の卵です。
公開:2021年6月21日
商品案内14号[2021年7月1回]掲載