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コ―プ自然派がめざしているのは「誰もが有機農産物を食べることができる社会」です。その第一歩として「農産物の安全性の確保」をすすめていく必要があり、現在、ネオニコチノイド系農薬と除草剤・グリホサートを最優先排除農薬と位置付けて取り組んでいます。
グリホサートは、土の中の土壌菌や人間の腸内細菌にダメージを与えます。また、国際がん研究機関(IARC)はグリホサートに「発がんリスクがある」と指摘しており、海外では使用禁止や規制が強まる中、日本では使用量が増えています。
コープ自然派では2019年から豆腐・納豆においてグリホサートの残留農薬検査をはじめました。その結果、一部の商品や原料大豆から検出されたこともあります。情報公開を続けるとともに、収穫前除草剤グリホサートの心配がない大豆への変更をすすめています。
今回紹介している豆腐の大豆産地であり、「国産オーガニックPJ」の主要産地である北海道では『北海道有機農業推進協議会』を立ち上げ、国産大豆や国産小麦の確保に取り組んでいます。2021年9月2日には生産者を招いて学習会を開催予定。グリホサートの問題や有機栽培技術を生産者や組合員と共有し、連携を強化することで、目標である「国産有機の生産拡大」をめざしています。
自然派Style絹ごし豆腐
充填豆腐からカット豆腐になりました。
自然派Styleもめん豆腐
大豆の甘みを引き立たせるために食塩を追加しました。
公開:2021年7月12日
商品案内17号[2021年7月4回]掲載