今年も津軽から安心のりんごが届きました。コープ自然派では生産者と消費者が意見を交わす『生産者消費者討論会』を行っており、そこでネオニコ系農薬による健康被害や生物多様性崩壊の問題について、専門家の知見をもとに議論を重ねてきました。津軽産直フーズは消費者の想いに応え、ネオニコ系農薬を排除し、石灰や苦土（マグネシウム）などのミネラルを活用した土づくりを実施。収穫間際まで光合成させることで外皮を厚くし、りんごを病害虫から守り、おいしいりんごをつくっています。

そんな津軽産直フーズがある青森県には、建設中の六ヶ所村核燃料サイクル工場や大間原発があります。相次ぐトラブルや計画不備等で完成の目途は立たず、世界が核燃再処理から撤退する中、莫大な建設費がかけられ続けています。また、福島第一原発では、事故後の原子炉冷却にともなう高濃度汚染水の海洋放出も計画される等、食と環境を脅かす問題は今も続いています。

コープ自然派では福島原発事故以降、放射能検査を継続して行っており、その結果を公開しています。

しかし、検査費用が高額なストロンチウム検査や、ネオニコ系農薬の人体汚染の実態を把握するための検査は、組合員の皆さんの協力がないと実施することができません。食べものの安心・安全を守るために「しらべる・しらせる」取組にご協力ください。

サンふじ

　　

太陽をいっぱいに浴びたサンふじ。甘みが強く果汁も多く、シャキシャキ感が楽しめます。