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コープ自然派はゲノム編集に反対します
他の遺伝子を導入する遺伝子組み換え技術に対して、ゲノム編集とは遺伝子を破壊する技術です。いずれも遺伝子操作で本来存在しない生物をつくることには変わりはなく、簡単に遺伝子操作ができ、申請の義務もないゲノム編集へのシフトが進んでいます。
しかし最近の研究では、ゲノム編集は遺伝子組み換えにはなかった危険があることが指摘されています。ゲノム編集は既存の遺伝子を破壊するために、自然界では起きえない膨大な破壊酵素を挿入します。この破壊により染色体が破砕することが科学雑誌『Nature』に掲載されました。染色体は多くの遺伝子が納められたもので、破壊されると生命に影響を及ぼす可能性があります。EUなど世界では、ゲノム編集の食品応用について是非の議論が行われている中、日本はそうした報道も議論もなく、前のめりでゲノム編集食品の導入が続いています。
2021年5月にゲノム編集トマト(シシリアンルージュ)の苗が無償提供され、ゲノム編集真鯛も9月に届け出が了承されました。えびや小麦の開発も進んでおり、日本はゲノム編集食品の先進国と言われています。ゲノム編集食品は開発の届け出は任意で表示義務もなく、知らないうちに食卓に上ったり、農家が栽培したりしてしまう可能性があります。また福祉施設や小学校にゲノム編集されたトマト苗の無償提供が検討されています。
コープ自然派はゲノム編集に反対します。消費者がゲノム編集でないと分かる表示の取組をすすめている「OKシードプロジェクト」にも参画しました。安全な食べものを守るため、全国の生協や団体と連携して反対運動をすすめます。
神山鶏モモ肉
植物性飼料100%。抗生物質を使用せず、開放鶏舎で育てられた産直神山鶏のモモ肉です。
公開:2021年12月6日
商品案内38号[2021年12月4回]掲載