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アニマルウェルフェア(AW)は19世紀のイギリスで本格的に発展した取組です。もともと動物は交通や農業生産などの手段として過酷に扱われてきました。しかし科学技術や産業が発展し、生活に余裕が生まれる中で、人々は「動物も苦痛を感じているのではないか」と考えるようになりました。
1964年には工場型畜産の実態を告発した「アニマル・マシーン(ルース・ハリソン著)」が出版され、イギリスでベストセラーになりました。これを受けイギリス政府は専門委員会を立ち上げ、その報告書では「家畜に必要以上の苦痛を与えないように配慮すべき」とし、現在のAWの「5つの自由」につながる考え方が示されています。
日本のAWはまだまだ取組が遅れていますが、ヨーロッパを中心とした国際的なAW推進の動向に目を向け、AWの指針策定に向けた動きがはじまっています。コープ自然派では生産者の取組を知り、そしてAWを拡げていこうと2021年度はAW推進を重点課題に位置づけて取り組んできました。今度も引き続き、日本のAWを拡げるために生産者、組合員とともに取組を進めていきます。
アニマルウェルフェア 5つの自由
- 飢えと渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み、怪我、病気からの自由
- 正常な行動を発現する自由
- 恐怖と苦悩からの自由
※1993年イギリス政府の農用動物福祉審議会(FAWC:政府の諮問機関)
繁殖から肥育まで一貫生産!
アニマルウェルフェアに取り組む産直・自然豚
豚本来の生態・欲求・行動を尊重した飼育方法を実践している七星食品。
自然豚が育つ肥育農場ではバイオベッドというおがくずなどを敷き詰めた飼育環境で、豚たちは土を掘ったり寝そべったりのびのび育ちます。また繁殖農場では妊娠した母豚がストレスを受けないように、群れで自由に動くことができるフリーストールを採用しています。
自然豚切落し
主にモモ肉とバラ肉が入ります。バラつきはありますが、適度な脂肪があるので炒めものなどに幅広く使えます。
公開:2022年3月7日
商品案内51号[2022年3月4回]掲載