熊本の有機の学校「ORGANIC SMILE」が開校しました。

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熊本の有機の学校「ORGANIC SMILE」が4月16日に開校しました。開校式には、コープ自然派グループや友好生協アイチョイス事業連合の関係者、所在地の山都町からも梅田町長をはじめ多くの職員が参加され、期待の大きさがうかがえました。初年度は、山都町や熊本県内在住の10名が入校し有機農業を学びます。

今、日本では農業人口の減少が続いている一方で、就農を希望する若者の多くは有機農業に希望を持っています。農林水産省が掲げる「みどりの食料システム戦略」では、2050年に有機農業の面積割合を現在の0.5%から25%に拡大する目標で、今年4月に法制化。日本でも有機農業が広がることが期待されています。コープ自然派の産直の生産者、長野県佐久穂で農業を営む萩原さんの農場には、都会から農業を行うために多くの若者が集まっており、エンジニアや弁護士など多様なスキルを持つ若者たちが新しい発想で、新しい農業を提示しています。

コープ自然派では2030年計画として、日本の有機農業の10%をコープ自然派と友好生協が担う目標を掲げました。12年目を迎えた有機の学校「小松島有機農業サポートセンター」や「ORGANIC SMILE」、各生協の有機農業推進協議会で取り組む有機農業講座を活用し、有機農業者の育成をさらに推進していきます。また、国産自給率を高めること、それも農薬や化学肥料に頼らない有機農業を拡大し、新規就農者の農業経営を持続可能なものにすることをめざしていきます。

有機小松菜

  

ジューシーでコクがあります。

小松菜

  

有機肥料を使った無農薬栽培。

公開:2022年6月6日
商品案内12号[2022年6月4回]掲載

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