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農村や都市の近くにも広がる日本の田んぼ。お米作り以外にも大切な役割がたくさんあるのですが、米の消費量減少や農家の後継者不足のため長年減り続けています。お米を食べる人が減り、農業を続けたり始めたりするのが難しくなっているのです。

  

お米は私たちの主食。おいしくしっかり食べて、日本の田んぼを守りましょう。

  

田んぼに暮らす生きものの姿

カエルや魚など多くのエサを食べるコウノトリや、田んぼに残った稲穂や昆虫を食べるナベヅルなどがやってきます。かつては日本中で見られた光景です。

エサを求めてコウノトリやナベヅルもやって来ます!

1日に食べるエサは400〜500g(ドジョウ80匹分)

コウノトリ

  

ナベヅル
写真提供:財団法人 日本野鳥の会

田んぼは小さな生きものの宝庫!

魚やカエルから小さな虫まで。田んぼに暮らす生きものの数はなんと5668種類!皆さんは写真の生きものの名前が分かりますか?

  

写真の生きものの名前は?

  1. ニホンアマガエル
  2. ミズカマキリ
  3. ヤゴ
  4. ガムシ
  5. マツモムシ

田んぼの環境変化で絶滅?日本のコウノトリ

翼を広げると2mにもなるコウノトリ。日本では1971年に絶滅。田んぼの農薬使用がエサとなる生きものを減らし、コウノトリ自体にも健康被害が出ました。当時の農地整備なども生活環境に影響したようです。

1960年、登校中の子どもたちとコウノトリ。この約10年後に絶滅を迎えます。


2005年、飼育していたコウノトリを自然に返しました。野生復帰の取組が進行中。

コープ自然派も取り組む田んぼの生きもの調査

多様な生きものの姿をこの目で確かめよう!

  

コープ自然派では毎年各地の田んぼで生きもの調査を行っています。イトミミズにゲンゴロウ、ショウリョウバッタにアマガエル。田んぼで暮らしている彼らの姿を一度見てみませんか?

  

  

コープ自然派の「ツルをよぶお米」


自然派Styleツルをよぶお米(省農薬)白米

  

田んぼで生きものが健康に暮らすには、できるだけ農薬を使わないお米作りが大切です。「ツルをよぶお米」はナベヅルが居心地の良い、生きもの豊かな田んぼをめざしています。

お米は、いろいろなものに使われているよ!

お酢

身近な調味料のお酢。お酒をさらに酢酸菌で発酵させたものです。「マイルド純米酢」は国産米100%で作りました。


自然派Styleマイルド純米酢

  

国産米をじっくり丁寧に醸造・熟成させ出来上がりました。

お酒

日本酒は、お米を酵母菌で発酵させたもの。「ツルをよぶ純米料理酒」は左ページの「ツルをよぶお米」が原料です。


ツルをよぶ純米料理酒

  

「自然派Styleツルをよぶお米(省農薬)」を使用したこだわりの純米料理酒。

みそ

「天然熟成醸造生味噌」は大豆よりも、お米を麹菌で発酵させた「米麹」の割合が多い、甘口タイプのみそです。


天然熟成醸造生味噌(無農薬栽培大豆使用)

  

お届けまで一切加熱していない、甘口タイプの生みそです。

お米はお菓子や雑貨にも使われています!


島醤油煎餅

  

兵庫県但馬産の「コウノトリ育むお米」を50%使用。ヤマヒサの国産丸大豆醤油で味付けしました。


米ぬか台所用液体石けん

  

使いやすく手肌にやさしい台所用液体石けんです。さわやかな柑橘系の香り。

公開:2022年8月15日
商品案内22号[2022年8月5回]掲載

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