コープ自然派は「国産派宣言」を掲げ、日本の豊かな自然環境を土台とした安心・安全な食べものづくりをすすめています。生きもの豊かな田んぼをつくることは、地域の生物多様性や環境保全に貢献し、そのお米を食べる私たちの健康を育みます。

しかし、日本人の食生活は変化し、一人が１か月に消費するお米の量は昭和38年の9.8kgから令和3年は4.5kgと半分以下に大きく減少しています。また日本の食料自給率は38％(カロリーベース)と先進国で最低レベルとなっており、農業人口の減少と高齢化も進んでいます。日本の農林水産業の価値を再認識し、自分たちの食べものは自分たちで守る社会をつくる必要があります。

コープ自然派では、「国産派宣言」及びその発展である「誰もが有機農産物を食べることができる社会」づくりを組合員の皆さんとともにすすめる、「コープ自然派だいすきキャンペーン」を展開します。

コープ自然派のお米の利用を増やし、生きものを育む農業を広げ、生きもの豊かな環境を地域に拡げましょう。

自然派Styleツルをよぶお米

地域の生態系を豊かにしてナベヅルが居心地のよい環境をつくり、飛来地づくりをしています。