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除草剤グリホサートは、日本ではホームセンターや通販などで大量に販売されています。その使用範囲は農地だけでなく、道路や線路脇、公園や校庭等の除草と広範囲です。WHO(世界保健機構)の国際がん研究機関は2015年にグリホサートの発がん性を指摘。それに伴い海外ではグリホサートによる健康被害を訴える裁判がいくつも起こり、製造企業に多額の賠償金を求める判決が続いています。さらに、国内外の研究では発がん性のほか、妊娠期間短縮、低体重児出産、孫の代で成長遅滞、腸内細菌へのダメージなどの影響が指摘され、ヨーロッパ等では規制の動きが強まっています。
しかし、日本では2017年に使用基準を大きく緩和しました。例えば、小麦6倍、そば150倍、トウモロコシ5倍、ナタネ3倍等で、グリホサートの使用量を増やすことで、日本が世界のグリホサートの処分地となっています。実際に学校給食で使用される外国産小麦のパンのほとんどからグリホサートが検出されています。
こうした状況を踏まえコープ自然派では、散布が懸念される大豆のグリホサート検査を定期的に実施し、産地の変更なども行ってきました。人のカラダをつくる食べものがどのように作られているか、私たちはもっと関心を高めていく必要があります。
自然派Style絹ごし豆腐2個
北海道産とよまさり大豆100%使用。濃厚でまろやかな味わい。乳化にがり・消泡剤・遺伝子組換え大豆不使用。
公開:2023年1月15日
商品案内44号[2023年2月1回]掲載