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コープ自然派は基本スローガンとして「国産派宣言」を掲げ、日本の農業を守り、食料自給率の向上を目標としています。しかし、日本ではネオニコチノイド系農薬や除草剤グリホサートの使用量増加、遺伝子組み換え食品の表示改定、ゲノム編集食品の開発促進など、食べものをめぐる状況は悪化しています。
この中でコープ自然派は、農薬や化学肥料、遺伝子操作に頼らず、単に国産ではなく「国産オーガニック」を拡げることで、生きものを育み、自然と健康を守る食べものづくりをすすめています。
「ツルをよぶお米」は2009年、田んぼの生きものを増やし、ナベヅルの飛来地をつくることを目的に誕生しました。「有機の学校」の運営や組合員と生産者との顔の見える関係づくりをすすめる中で、地域まるごと農薬を減らす取組を行い、今ではコウノトリが数多く飛来するようになりました。
そして、2023年2月19日には「オーガニックビレッジ構想」をJA東とくしまが発表。コープ自然派との協同組合間協同によって、管内で2030年までに有機・無農薬の田んぼを20%まで拡大するという画期的なものです。さらに農水省の協力のもと、日本の有機農産物・有機加工食品の拡大に向けて「日本有機加工食品コンソーシアム」を立ち上げ、4月28日にはキックオフ集会を開催します。全国の生協や企業にも呼びかけ、コープ自然派は国産オーガニックを推進していきます。
自然派Styleツルをよぶお米 白米
「ツルをよぶお米」は、ナベヅルが棲めるほど豊かな環境を整えることを目指しています。
公開:2023年3月20日
商品案内1号[2023年4月1回]掲載