• 国産派宣言

2014年に設立した、コープ自然派自前のパン工房。
年々お米の消費量が減少する中、パンでもお米の消費を応援しようと、原材料に米粉を配合したパン作りから取組が始まりました。それから9年、現在どのような取組が行われているのかを取材しました。

安心のパン作りに欠かせない原材料

原料庫には米粉や国産小麦粉、よつ葉のバターなどおなじみの原料がたくさん。有機認証を取得したパンを作るために、有機原料のみが別の原料庫に保管されていました。

  

オーガニックの小麦がたくさん

必要に応じて手作業を加える

添加物に頼らないパン作りは機械頼みではできません。職人が目で、手で確認しながらパンをつくっていきます。

チームワーク抜群

食パンを型から出す作業は時間との勝負。きれいな形でお届けするために連携して素早くパンを出していきます。また、日々の製造の中でも、新しい方に職人の技術が伝えられていました。

新たな設備を導入

昨年度、あんぱんをさらに美味しく焼き上げるため、デッキオーブンを導入。

  

食パンなどを焼き上げるものとは異なり手間はかかりますが、とてもおいしく焼きあがります。

  

岩田専務(左)と小田工場長(右)にお話を聞きました。

Q.パン工房が目指していることを教えてください。

A.胸を張って「美味しい」と言える安心のパンをお届けし続けることを目指しています。

  

パン工房が9周年!ということは、自分がパンを作り始めてから9年経ったということになります。がむしゃらにパンを作ってきて、いつの間にか専務という立場に…。ただ、今でも変わらないのは「安心して食べられる、そして、美味しいパンを皆さんに届ける」という想いです。胸を張って、「ウチのパンは『美味しそう』ではなく、『美味しい』んです!」と言える商品を今後もお届けしていきたいと思っています。

  

Q.現在、力をいれていることは?

A.問題点の解決と新商品の開発です。

  

作業の効率化と商品の品質など現状の問題点を探りながら、日々の作業に取り組み、その解決案を考えています。また、組合員の皆さんに喜んでいただける新商品も考えています。

自然派Style角食北海道ミルクパン 1.5斤

  

厚切りトーストでどうぞ!よつ葉牛乳をたっぷり使ったしっとり食感。

自然派Styleオーガニックミニバゲット

生地に関するこだわりですが、国産有機の強力粉とそれだけでは嚙み切れないような生地になってしまうので、外国産の有機の中力粉と、米粉を入れ、噛み切りやすい生地になるようにしています。また、長時間発酵により、少量のイーストにし、小麦粉の旨みが最大限に引き出せるようにしました。

  
焼成に関しては、新しいデッキオーブンにて直焼きにすることにより、焼成時の生地の伸びを良くし、歯切れのいい商品に仕上げています。


小田充浩

  

自然派Styleオーガニックミニバゲット

  

国産有機小麦とドイツ産有機小麦を使用。皮のパリッとした食べ応えのあるバゲットを2本入りにしました。

自然派Styleパンの小箱シリーズぶどうパン

パンの小箱シリーズぶどうは、人気の定番商品です。
オーガニックレーズンは、水でほぐしてから生地に練りこんでいます。ドライのままだと生地の水分を吸って硬い仕上がりになるからです。ふんわりと柔らかい生地に濃厚な味のオーガニックレーズンをふんだんに使用しています。そのまま食べても、トーストしても美味しくいただけます。

  

藤本千裕

  

自然派Styleパンの小箱シリーズ ぶどうパン

  

もっちり&ふんわり生地が楽しめるオーガニックレーズンパン。

まだまだあります! パン工房おすすめの菓子パン&惣菜パン

自然派Styleマフィン

よつ葉の牛乳、たむらのタマゴのPHF卵をふんだんに使用した、どこか昔懐かしい味わい。

自然派Styleさくらあんぱん

こしあんに、和菓子屋も使う国産の桜の葉を練りこんだ、上品な風味のあんぱんです。

自然派Style無添加フランクドッグ

ソーセージをふんわり生地で巻きました。自然派Styleのケチャップ&マヨネーズで味付け!

自然派Styleチーズブレッド

少し甘めの生地に、よつ葉のシュレッドチーズを練りこんで焼き上げました。

公開:2023年3月27日
商品案内2号[2023年4月2回]掲載

国産派宣言の記事一覧