コープ自然派は、食品公害や農薬による汚染に危機感をもった主婦たちが、1970年代に全国の生産者との共同購入を開始したことがはじまりです。生産者との顔の見える関係を大切にし、安全な牛乳を求めてよつ葉乳業と出会いました。そして遺伝子組み換え飼料の排除や国産自給飼料の向上、アニマルウェルフェアに配慮した放牧酪農牛乳などの取組をすすめてきました。

また、組合員と生産者との関係を深める中で食品添加物に頼らない加工品や、ミツバチの大量失踪の原因とされ人体への影響も明らかになったネオニコチノイド系農薬を排除した農産物の栽培も実現してきました。

現在、コープ自然派では「誰もが有機農産物を食べることができる社会」を目指し、有機米や有機小麦を使用した加工品開発を、多くの生産者と協力しながらすすめています。50年に渡る生産者との顔の見える関係を活かし、日本の農業を守り、有機農業を拡げることで、環境や人々の健康を守る取組をすすめていきます。

よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳

　　

北海道十勝で放牧をしている5戸の酪農家の生乳を使用。

よつ葉有塩バター

　　

十勝産の良質な生乳から作られました。ふわっと溶けて甘い後味。