今、日本の食料自給率は38％※しかないことをご存じですか？身の回りにあるたくさんの食べものを海外からの輸入に依存しています。　

コープ自然派は「国産派宣言」を掲げ、国産原材料で作られた食べものを基本として商品を取り扱っています。まずはそれぞれの作物の自給率を知り、国産を選ぶことで生産者を応援していきましょう。

(※令和3年度概算)

食料自給率って？

国内で消費された食料のうち、国産の占める割合のこと。熱量で換算するカロリーベース、金額で換算する生産額ベースがあります。

コープ自然派はカロリーベースを大切な指標としています。

各国の食料自給率が低いとどうなるの？

●食べものがなくなる

天災や異常気象が世界的に起きた場合、海外の国が自国の食料ため、食べものが日本に輸入できなくなるかもしれません。

●産業が衰退する

　　

【小麦】食料自給率17％※

(※令和3年度概算)

食の欧米化が進む中、一人当たりのパンの支出金額がお米を上回りました。

日本人の食生活にパンが定着した証拠ですが、原料の小麦のほとんどは輸入に頼っています。輸入小麦の問題点として、ポストハーベスト(収穫後)農薬や収穫前除草剤グリホサートがあります。

コープ自然派の商品は？

「自然派Style山食パンコウノトリの未来」は、国産小麦はもちろん、日本人の主食であるお米(米粉)を配合したパンです。トーストするとサクッとした表面と、内側のお米のモチモチ感が絶妙です。

【大豆】食料自給率7％※

(※令和3年度概算)

大豆を主原料とする豆腐や醤油などは、日本ならではの食べものであるにもかかわらず、海外産の大豆が広く使用されています。そして輸入大豆は遺伝子組み換えの恐れもあります。

【果実】食料自給率39％※

(※令和3年度概算)

市販のジャムの原料となる果実は、価格の安い海外産が主流となり、国内産原料は年々減少傾向です。また、缶詰も同様で海外の原料が使われる場合が多いです。

【魚介(食用)】食料自給率59％※

(※令和3年度概算)

四方を海に囲まれた日本でも、魚種によっては海外の輸入に頼っているものも多くあります。昭和40年には近海魚であるアジが一番消費されていましたが、平成22年には鮭にかわりました。

【砂糖】食料自給率36％※

(※令和3年度概算)

オーストラリア、タイからの原料輸入が6割以上を占める日本の砂糖。原料はサトウキビやサトウダイコン(てん菜)です。