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- 国産派宣言
 

日本は周囲を海に囲まれ、1980年代には世界1位の生産額(漁業・養殖業)を誇り、水産王国と呼ばれていました。しかし、森林の荒廃や護岸工事によって陸からそそぐ栄養が不足したり、海水温の上昇により生息域が変化したりするなどの理由で、漁獲量は年々減少しています。特に日本近海での漁獲量は昭和50年代後半から減少が続き、以降は低水準で推移しています。気象庁によると2020年までの10年間の平均で、四国近海で1.24℃高くなり四国沿岸では海中の「南国化」が進み、今後、浅瀬の藻場の大量喪失や魚類の回遊経路や産卵場所の変化も懸念されます。
加持養鰻場のウナギは、四万十川でとれたシラスウナギのみを、過密にならない環境で育てています。しかし、四万十川でのシラスの採捕量も減少しており、貴重な四万十産ウナギの継続は、今後厳しくなると言われています。
コープ自然派は「国産派宣言」を掲げ、日本の農業と食文化を守ることをスローガンとしていますが、日本人にとって貴重なたんぱく源となる水産資源についてもさらに取組を深めていきたいと考えています。

四万十川のうなぎ蒲焼
四万十川水系の水で育て、抗生物質・合成抗菌剤は不使用。
				公開:2023年7月10日
								商品案内17号[2023年7月4回]掲載
							
