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北海道の広い畑で、有機農業に取り組む一戸さん。にんじんの畑は11町。1町が学校のグランドの大きさ(100×100m)と同じくらいなので、それが11個分。見渡す限りにんじん畑です。
最初は農薬や化学肥料を使う一般的な農業をしていましたが、病気が出て作物がうまく育たなかったことがあったそうです。
その時に出会ったのが島本微生物農法。菌のチカラでしっかりと堆肥をつくり、それを畑にまくことでにんじんが元気に育ち、しかもその野菜がとてもおいしかったそうです。
「畑を良くしないといけない。これが自分のやるべき道で、今のやり方が合っている」と感じ、それから少しずつ有機農業に取り組み、今では全ての畑を有機に変えたそうです。
畑を毎日確認する
今は昔と比べて気候が全く違うので、どんなことでも細かく確認していく必要があるのだとか。1週間で畑がガラッと変わることもあるので、毎日畑を確認。
北海道は1年に1回しか野菜を育てることができないから、うまく野菜ができた年でも満足せず、「もっとこうすればより良かったのではないか」と考えるようにしているそうです。
一戸さんには息子さんが2人いて、跡継ぎの話はしてこなかったそうですが、今は一緒に有機農業に取り組んでいます。一戸さんは「日本一になる、有機で日本の農業を変えたい。先駆者になりたい」と話をしていました。
有機にんじん
えぐみがなく甘みがあり、子どもにも人気。
公開:2023年7月31日
商品案内20号[2023年8月3回]掲載