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コウノトリは1日に500gものえさが必要で、1羽のコウノトリが食べていくには4haのコウノトリ育むお米の田んぼが必要です。兵庫県豊岡市でコウノトリの野生復帰が開始されて以降、現在の生息数は全国で300羽を超えています。その飛来地はいずれも、生きものを育む田んぼづくりに取り組む地域で、その1つが徳島県です。
徳島は全国有数のれんこん生産地で、広大な湿地はコウノトリの格好のえさ場となっています。また、コープ自然派では豊岡市に学び、2008年より小松島市でナベヅルの分散飛来地づくりをめざした「ツルをよぶお米」の取組を開始しました。現在も生きものの働きを活かす稲作や冬水田んぼの取組、さらにネオニコチノイド系農薬の排除をすすめています。
2022年度の徳島県でのコウノトリの飛来実績は74羽と、年々増加しています。食と農と環境は一体。私たちが安心して食べられる農産物を作ることは、地域に生きものを増やすことにつながります。
徳島れんこん
1本1本手掘りする鍬掘りの無農薬れんこんです。
公開:2023年9月25日
商品案内28号[2023年10月2回]掲載