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ネオニコフリーの取組が進む「徳島県小松島市」
コープ自然派の「有機の学校」がある徳島県小松島市は、ツルをよぶお米やビオトープ米の産地です。野菜の栄養価を競うコンテストが2012年から開催され、全国の生産者が自慢の野菜の栄養価を毎年競っています。
また、小松島市にあるJA東とくしまは「環境保全型農業を拡げよう」と有機農業を柱の一つと位置づけ、2030年までに耕作地全体の25%にあたる420ヘクタールに有機農業を普及する目標を掲げるなど、地域全体でネオニコフリーへの取組がすすんでいます。
2025年 農業国際会議(ICEBA)が徳島県小松島市で開催決定 有機農業の取組をすすめている小松島市で『生物の多様性を育む農業国際会議』が開催されることになりました。コープ自然派、JA東とくしまが主となり、有機稲作の取組などの情報を発信していく予定です。 |
環境支払いカンパの取組にご協力ください!
コープ自然派では、コウノトリやナベヅルの飛来地づくりに必要な生きもの豊かな環境をつくるため、冬場のえさ場や休息地となる「冬水田んぼ(お米を作らない冬の間にも田んぼに水を溜める取組)」を行っています。さらに、一年を通じてえさ場となる「ビオトープ」やコウノトリの繁殖のための「巣塔」など、新たな取組をすすめています。
ビオトープ米でコウノトリの郷づくり
2020年からスタートしたネオニコチノイド系農薬を減らしていくお米「ビオトープ米」は、地域全体の生物多様性を保全し、コウノトリが一年中暮らせる環境をつくることをめざしています。
2022年産米からはネオニコチノイド系農薬不使用となり、2023年産も同様に取り組んでいます。地域一体となって生きもの豊かな環境づくりをすすめています。
ビオトープ米
コウノトリが一年中暮らせる環境づくりを目指しています。
パンを食べて田んぼの多様な生命を支える
コープブレッドファームのパンには必ず“米”粉が使用されています。それはなぜかというと、「パンでも“お米”を食べよう!」というコープ自然派の基本理念「主食戦略」に基づいてパン工房ができたからで、それは現在も変わらず続いています。
さらに、なぜ「山食パンコウノトリの未来」という名前なのかというと、それは「コウノトリ育む農法」で作られた“お米”を米粉の原料としているからです。粉比での“米”粉の割合は「山食パンコウノトリの未来」が10%、「角食北海道ミルクパン1.5斤」が5%とパンによって違いますが、パンを食べることで、“米”粉が消費され、消費が増えることで、「コウノトリを育む農法」の圃場が拡がっていく形となっています。パンを食べることで環境にまで貢献できる、コープブレッドファームのパン、是非お試しください。
コープブレッドファーム 岩田剛明
自然派Style山食パンコウノトリの未来5枚
国産小麦粉に「コウノトリ育むお米」の米粉を配合して作りました。
コウノトリ育むお米を使った商品づくり
私たちは毎日「お米」という自然の恵みをいただき、おせんべいや甘酒を作っています。その恵みがなければ仕事もままなりません。自然への感謝の気持ちを忘れるなと、創業者にはよく言われたものです。そんな貴重な自然の恵みを絶やすことなく、次の世代へつなげていくことこそが私の責任だと思っています。
いつかすべての農産物がコウノトリ育む農法のような持続可能な生産方法になることを夢みて、利用者の一人として私も応援しています。
アリモト 有元誠次朗
無農薬ツルをよぶお米をつかった甘酒
冷やしても、温めてもおいしい発酵食品の定番、甘酒。「コウノトリ育むお米」と無農薬栽培の「ツルをよぶお米」を使いました。
島醤油煎餅
兵庫県但馬産の「コウノトリ育むお米」を50%使用。ヤマヒサの国産丸大豆醤油で味付けしました。
コウノトリ基金との連携
本家松浦酒造場がある鳴門市大麻町はコウノトリが舞う事で知られています。
本商品は、“あさひ”と“ゆうひ”というコウノトリのペアが子育てする巣の近くで、田んぼの生きものを増やす技術の実証実験をしながら特別な栽培方法(化学農薬、化学肥料の使用量が当地比5割減)でお米を生産し、収穫したお米で日本酒を造るというプロジェクト品です。
2020年に開始してから今年で3回目となり、売上の一部は、コウノトリ保護活動の振興のためにNPO法人とくしまコウノトリ基金へ寄付されます。コウノトリがいつまでも舞い続ける徳島の自然環境を未来に繋げる一助になることを願い、商品開発を行っております。
本家松浦酒造場 米崎博己
鳴門鯛 コウノトリの酒 朝と夕
今年はフルーティーさが前面に出た華やかなお酒に仕上がりました。
公開:2023年9月25日
商品案内28号[2023年10月2回]掲載