「ツルをよぶお米」の取組は早いもので16年が経過しました。この間、生産者約200人、栽培面積で約400ha、生産数量も年々増えており、着実に発展して来ています。

コープ自然派においても人気ブランドとして確立しており、最近では生協の枠を飛び越えて、愛知・アイチョイスなど、関東の生協へも販路を拡大しています。

「ツルをよぶお米」は、組合員さんからも品質、食味などで高い評価を頂いているので、安心・安全・安定供給に努めています。また、導入当初から変わらず「田んぼの生き物調査」「冬水田んぼ」など生き物を守る活動を実施。毎年範囲が広がっており、さらにコウノトリのための巣塔やビオトープ米などの取組にも力を入れています。今後も生き物を守るためにそれらを強化していく予定です。

コープ有機　長尾国栄

自然派Styleツルをよぶお米(無農薬)白米

ナベヅルが棲めるほど豊かな環境を整えることを目標としています。

コープブレッドファームのパンはコープ自然派の理念に則り、国産原料を使用し、レーズン等のどうしても国産では手に入らない原料については有機JASの付いた有機の原料を使用しています。また、工場で有機認証も取得し、有機のパンも製造しています。北海道の生産者である今城さんに有機小麦の生産をお願いし、今までほとんど存在しなかった国産の有機小麦を確保することに繋がりました。

4年後にはその国産有機小麦粉が1,000tという夢のようなことの実現に向けて、パンの製造でも国産有機小麦を消費できるように多方面に働きかけているところです。小麦本来の風味が味わえる国産有機小麦を使用した有機のパンをぜご賞味ください。そして、どんどん食べて、どんどん消費して、国産有機小麦の生産の後押しをしていきましょう！

コープブレッドファーム　岩田剛明

自然派Style角食北海道ミルクパン 1.5斤

国産の小麦を使用しています！よつ葉牛乳をたっぷり使ったしっとり食感。

日本の食文化に欠かせない食品の一つである大豆。しかし、食料自給率はわずか6%であり、その多くはGMや収穫後農薬散布等の可能性が潜む外国産大豆に頼っているという現状です。

「自然派Style今城さんの大豆で作った国産有機納豆」では、旨みが強く納豆に適した品種である北海道産大豆「スズマル」を原料として使用しています。また、製品化した際に旨みを逃さないよう、通常40度～50度の10数時間ほどで乾燥される大豆を30度の低温でゆっくりと2日かけるこだわりの乾燥技術も用いられています。

コープ自然派商品部　濱井史奈

自然派Style今城さんの大豆で作った国産有機納豆

北海道の今城さんの有機栽培小粒大豆を100%使用。

この商品は日本近海の延縄漁で漁獲され、和歌山県那智勝浦港で水揚げされたびん長まぐろを使用しています。水揚げ後、船上ですぐに活け締めされているため鮮度が良いのが特徴です。

延縄漁はえさの大きさなどを調整することで成魚だけを獲る方法で、狙った獲物以外も漁獲してしまう巻き網漁とは違い、水産資源を守ることができる漁獲方法です。生産者であるマストミは、貴重な天然資源を守りつつ、マグロの魅力を後世にも伝えられるよう、延縄漁にこだわっています。マグロを適度な厚みでスライスし、ごま風味のタレに漬け込みました。漬け丼にしてお召し上がりください。

コープ自然派商品部　井谷真夏

紀州勝浦産びん長まぐろ丼(胡麻ダレ)

紀州勝浦産のビンチョウマグロをスライスし、ごま風味のタレに漬け込みました。

ロングライフ(LL)牛乳の反対運動等、安全な食べものを求める運動をきっかけに発足した共同購入会がコープ自然派のルーツです。それ以来、NON-GMOや国産自給飼料、そしてアニマルウェルフェアなど、持続可能な安心安全にこだわった生産者の牛乳を飲んで拡げることで応援してきました。

市販の牛乳と比べて割高に感じられる事もあるかもしれませんが、その背景には酪農家それぞれの取組やこだわりがあります。それらを紙面でしっかり伝え、皆さんに納得して買っていただけるよう情報発信し、これからも応援していきたいと思います。

コープ自然派商品部　大城有司

よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳

北海道十勝で放牧をしている5戸の酪農家の生乳を使用。乳脂肪分を均質化するホモジナイズ処理をせず自然な風味を活かしました。