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2024年の抱負 生産者の皆さんからのメッセージをお届けします。
- 国産派宣言
- 有機・オーガニック
2023年もありがとうございました!生産者からのメッセージをお届けします。
光食品
光食品がオーガニックの商品をつくりはじめて、半世紀になろうとしています。コープ自然派と光食品は「食品添加物不使用の国産オーガニック」で共に成長してきました。2023年も生産していただける有機農家が増えました。オーガニックをすすめることで少しでも気候変動がなくなることを期待しています。
有機の農園も拡げながら、2024年も国産オーガニックの新商品の開発を予定しています。微力ではありますが、国産オーガニック農家を支えながら組合員の皆さんに喜んでいただけるような、無添加で美味しい国産オーガニックの商品作りを今まで以上に頑張りたいと思います。ぜひ楽しみにしてください。
島田光雅さん
自然派Style有機お好みソース
国産の有機野菜・果実を使用した甘口ソース。
イシイフーズ
2023年もあらゆるものが値上がりし、特に飼料の高騰はとても大きな影響を及ぼしています。また、2022年の冬から流行が続く鳥インフルエンザも大変な脅威となりました。2024年もコスト高や鳥インフルエンザの脅威は変わることがないでしょう。
私達は今まで以上に飼育に注力し、健康な鶏を生産することがコスト高や鳥インフルエンザへの対策になると考えて取り組んでいきます。また、「神山鶏」「阿波すだち鶏」を使用した加工品開発にも積極的に取り組みます。今、組合員の皆さんから商品アイデアを頂き、商品化に向けて開発をすすめているところです。皆さんにご紹介できる日を楽しみにしています。
近久博州さん
神山鶏ササミ(バラ凍結)
脂肪分が少なく、味は淡白で肉質がやわらかいのが特徴。
七星食品
2023年を振り返ると、畜産業界にとってとても厳しい1年間でした。特に一つあげるとすれば、飼料価格の高騰による生産コスト上昇があげられます。現状はまだ高い水準での価格推移となっています。1月にコスト高により不本意ながら一部「自然豚」商品を価格変更させていただきました。
2024年は学習会などを通じて、多くの人にアニマルウェルフェアの取組について知っていただくことと、「自然豚」のさらなる品質向上を目指して組合員の皆さんが喜んでいただけるサービスを追求していきます。引き続き、「自然豚」のご利用をよろしくお願いいたします。
東原寛二さん
自然豚ローススティック(バラ凍結)
自然豚のロース肉をスティック状にカットし、使いたい分だけ使えるバラ凍結品にしました。
ムソー
原材料や包装資材、その他費用全般を含めまして物価高騰が続き、お届けしています商品の値上げが続いた2023年となりました。また非遺伝子組み換え表示の改定、2024年4月からは無添加表記の規制も始まりますが、付加価値と差別化された表示は積極的に行いながら、組合員の皆さんに商品を選んでいただける目安の表示に取り組んでいきます。
また、国内の主要穀物となります大豆、米、麦へのオーガニック推進はムソーにとっても優先課題となります。コープ自然派、日本有機加工食品コンソーシアムと連携しながら有機農業の成長とその原料を使用した加工食品の開発に一層取り組んでいきます。
出口裕起さん
オーガニックメープルシロップ
カナダで有機栽培されたサトウカエデの樹液を煮詰めました。
よつ葉乳業
組合員の皆さん、日頃よりよつ葉乳業の商品をご利用いただき誠にありがとうございます。2023年は新型コロナの5類への移行によりようやく人流が活発になり、生活が戻ってきましたが、諸外国での紛争問題によるエネルギーや食糧などの物価高騰や為替の影響を受けた1年でもありました。
酪農業界も同様であり、昨年から度重なる牛乳・乳製品の値上げには組合員の皆さんに大変ご迷惑をお掛けしています。生産者を守るべくご理解をいただくとともに、2024年も引続き、安心、安全なおいしい牛乳、乳製品をお届けしていきますので、よろしくお願いいたします。
中川公介さん
よつ葉北海道十勝ひとくちチーズ仕立て
北海道十勝産のチェダーチーズを使った、なめらかでコクのあるチーズです。
徳志満
日頃は循環型飼育へのご理解、買い支えに感謝します。2024年度は、循環型の自然派基準に沿った新たな牛舎への啓蒙活動やフードロスに焦点を当てて活動していきたいと考えています。
今回ご紹介する商品は、もつ鍋用の牛もつです。基本的に徳志満のもつは黒毛和牛に限定してお届けしています。黒毛和牛ならではの脂質の甘みが、まろやかな出汁となります。調理ポイントは、熱湯ですすぎ洗いをするようにしてザルに上げることです。だし汁が濁らず、美味しく上品に仕上がります。年末年始は牛もつ鍋で黒毛和牛の味わいをお楽しみいただけたら嬉しいです。
徳島りつ子さん
徳志満の牛もつ
徳志満が厳選した国産牛のもつです。良質の脂身が多い小腸のみを使用。
鎌倉ハムクラウン商会
今年は、原料や資材の高騰により厳しい状態が続きましたが、自然派Style4商品のパッケージ素材を、より環境負荷が低いものに変えることができたのが明るい話題でした。2024年はNB各商品でも包材の材質変更を進めていきます。
また、鎌倉ハムクラウン商会の取引先でも各地でフェスタや交流会の開催が本格的に戻ってまいりました。さらにギアを上げてコロナ禍で薄れてしまった生産現場のこだわりを伝える活動に取り組むとともに、引き続き、食の安全と地球環境を意識してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
霜田浩さん
ポークソーセージ
国産豚肉を使用。お好みの厚さにスライスし、きつね色になるまで焼くのもおすすめ。
大進食品
2023年は大進食品が40周年を迎えた年でした。国産原料を使用し、化学調味料、合成添加物を排除し、様々なオリジナルブランド(マム)の冷凍加工品を企画・ご提案してまいりました。想いの根っこにあるのは、いつも「笑顔」のご提案。笑顔で食べたら美味しい!よい加減に手を抜いて!加工品に頼っていただきながら、その時間に生まれた余裕が自然と笑顔に繋がります。
2024年は有機原料を取り入れた加工品の開発にも積極的に取り組んでいきます。「こんなお惣菜があったらいいな・・・」など、ご要望があればお聞かせいただけますと幸いです。
宮沢芙美子さん
A momマムのたこ焼き
かつおエキスや国産のいわし・さばの粉末を使い、だしを利かせて仕上げました。
国産オーガニックを拡げる生産者の皆さん
コープ自然派は「誰もが有機農産物を食べることができる社会」をめざしています。2023年は生産者の皆さんと連携し、たくさんの国産オーガニックの商品を開発することができました。これからもコープ自然派から有機をさらに拡げるためにも生産者の皆さんとともに歩んでいきます。
営農企画
2024年は、かねてから進めていた自社の堆肥製造プラントがいよいよ竣工を予定しており、品質の高い有機堆肥の自社製造を開始する予定です。有機堆肥の安定した圃場への供給と確保は、大規模な有機畑作を進めていく上で必要不可欠です。今後益々、小麦や大豆をはじめとした有機農産物の増産に取り組み、日本有機加工食品コンソーシアムとも連携を図りながら、組合員の皆さんに安定して有機食品をお届けできる体制づくりを進めていきます。
今城正春さん
オーガニック発芽蒸し大豆
営農企画社栽培の有機大豆を発芽させた状態でやわらかく蒸しました。
ヤマキ醸造
2024年は、組合員さんに今まで以上に「オーガニック」を身近に感じていただくため、同じ醤油・味噌でも、既存の製品とヤマキ醸造の商品でどういった違いがあるのか、ただ販売するだけでなく、より深い根底の情報をお届けしたいと考えております。よりよい商品を選択していただけるよう、組合員の皆さんの選択肢の中にヤマキ醸造の商品を取り入れていただけるよう邁進していきたいです。
逸見拓哉さん
自然派Style乾燥国産有機玄米の糀
乾燥糀は水分が含まれていないので日持ちがして使いやすいです。
栗林食産
日本の主食であるお米の有機が増えていくことは、日本の有機の生産力そのものであると考えています。お米を需要量以上に作っていただき、余剰分を米粉などの加工品に活用することで、農家さんの安定供給を支えることができるようになるのではないでしょうか。
組合員の皆さんが国産の有機加工品を使うことは、国内の農業支援に繋がるのだと思います。栗林食産としましては、2024年は有機米を使った商品アイテムを増やすことで農業支援できればと考えています。
栗林大輔さん
有機米粉
産直国産有機米を使用。石臼に鉄製の棒を使って胴を搗く昔ながらの製法で製粉しました。
マエカワテイスト
創業以来「天然だし」を追究してきたマエカワテイストは2000年に日本初となる「有機天然だし」を発売しました(JONA有機)。その翌年の2001年には「有機JAS」の認証をいただきました。当時より「かつおだし」は非有機のため、「有機醤油」と「有機砂糖」で95%、残りの5%で濃縮された独自開発の「煮釜だし」を使用して商品化しました。
この度はコープ自然派さんからのお力添えもあり、だしの旨みがたっぷり加わった「国産有機醤油のだしつゆ」が出来上がりました。ぜひとも皆さんのご家庭に一本ご愛用いただき、毎日が自然豊かな食卓になることを願っています。
前川隆嗣さん
自然派Style国産有機醤油のだしつゆ
国産有機醤油と4種の国産だし原料で仕上げた希釈用だしつゆです。
北十勝ファーム
2024年の目標は、自家産マメ科牧草活用による飼料国産率の更なる向上です。牛の体づくりのためには、たんぱく質が重要です。たんぱく源として輸入マメ科乾草が一般的に使われていますが、私たちの土地に根付くのか、代表が数年前から試験栽培をしてきました。成育が良好なので、生産利用を進めていきたいと考えています。自然の恵みを得ながら、先人が開拓してきた農地を引き継ぎ守っていきたいです。
上田七加さん
北海道短角牛すき焼き用
肩ロースを使用。すき焼き用にスライスしてあります。
庄分酢
庄分酢は1711年創業以来、静置発酵という伝統的な発酵法でゆっくり発酵熟成させてまろやかな醸造酢を造っています。その流れで原材料にもこだわろうと2001年に有機JAS認証を取得しました。また顔の見える関係を構築するため、地産地消、国内産原材料にこだわろうと考えています。
これまでは「有機玄米くろ酢」や「有機純米酢」などを製造してきましたが、これからは国産有機の調味酢など食卓で手軽に使えて美味しいものを世界に発信していきたいと思います。
高橋一精さん
自然派Style国産有機純米酢
約6か月ゆっくりと発酵させて、まろやかな酸味のお酢に仕上げました。
かねこみそ
有機塩糀は糀から作られた発酵調味料です。消化酵素を含んでいるので、肉や魚に揉み込めば素材が柔らかくなり、旨みもアップ。野菜になじませれば甘みのある即席漬物になります。おすすめは『素材に対し10%の塩糀』。この比率は素材の旨みが引き立ち、おいしい料理に仕上がります。
毎日使う調味料に国産有機原料を使い、安心と安全に美味しさをプラスしました。国産オーガニック食品をもっと手軽に皆さんの食卓へお届けするために、日々より良い商品作りに励んでまいります。
槌谷寛さん
自然派Style有機塩糀
産直国産有機米の米糀で発 酵・ 熟 成 さ せ た、有 機JAS認証を取得した塩糀。
コープブレッドファーム
11月から2か月間、期間限定で国産オーガニック小麦粉の「有機ゆめちから」を使用した「山食コウノトリの未来」をお届けしていましたが、いかがだったでしょうか?食感等、好みもありますが、いつもとは少し違った小麦の風味を味わっていただけたことと思います。
2024年はさらに「オーガニックパン」での新商品も準備しております。希少な国産のオーガニック小麦を使ったパンをぜひご賞味ください。
岩田 剛明さん
自然派Style山食パンコウノトリの未来6枚【国産有機小麦使用】
国産小麦粉に「コウノトリ育むお米」の米粉を配合して作りました。
アリモト
2023年はコープ自然派から有機のお米をいただき、それをお煎餅に利用する取組をはじめました。さらに2024年には、そのお米を使用したコープ自然派オリジナル商品の開発を予定しています。
国産有機米は、まだまだ数が少なく毎年不足が続いています。一般の慣行農法から有機農法に転換していただく農家さんへの支援や開拓にも力をいれていきたいと思っています。
有元清次朗さん
お話の中に登場した新商品のお煎餅は3月頃に登場予定です。お楽しみに! |
無農薬ツルをよぶお米をつかった甘酒
冷やしても、温めてもおいしい発酵食品の定番、甘酒。無農薬栽培の「ツルをよぶお米」を使いました。
エム・シーシー食品
有機トマトピューレ、有機トマトペーストをベースに、国産たまねぎ、国産ガーリックを使用したシンプルなトマトソースです。ペコリーノロマーノ(羊乳のチーズ)やアンチョビを加えることで、プロの味に仕上げています。化学肥料や可能な限り農薬を使わない有機栽培のトマトは、環境に優しく安心感もあります。
エム・シーシー食品は自然派Styleの商品開発で、初めて有機トマトを使用しました。今後SDGsの観点からも環境に優しい商品作りをしていきたいと思っております。太陽の陽をいっぱい浴びた美味しいトマトソースをぜひご堪能ください。
森美稀さん
自然派Style有機トマトと国産たまねぎのソース
有機トマトのピューレ・ペースト、国産たまねぎ・ガーリックを使用。
公開:2023年12月4日
商品案内39号[2023年12月4回]掲載