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生きものを大切にする商品づくり、生きものを育む田んぼづくりは、コープ自然派の商品政策の基本です。中でも、「ツルをよぶお米」の取組は、2008年に兵庫県豊岡市でコウノトリの野生復帰をめざす取組を学んだ際に、徳島県の田んぼにも生きもの豊かな環境をつくり、ナベヅルの飛来地にしようと始まりました。農薬や化学肥料に頼らない、生きもののチカラを活かしたお米づくりはナベヅルの飛来につながっただけではなく、コウノトリのえさ場にもなり、徳島県は日本有数のコウノトリの飛来地となりました。
現在、日本で「重イオンビーム育種米」の市場流通が検討されています。強力な放射線照射によって遺伝子を破壊することで、カドミウムを吸収しないように改良された品種で、表示のないまま流通されようとしています。この状況を受け、今年の1月に開催した生産者消費者討論会で「重イオンビーム育種米」について学習会を行い、組合員と生産者・役職員が参加しました。
コープ自然派は重イオンビーム育種米に反対しています。「生産者が作りたいものをつくり、消費者が食べたいものを食べる」という当たり前の権利を守ることで、日本の農業を守り、食料自給率を向上させたいと考えています。
有機・無農薬のお米を拡げよう
自然派Styleツルをよぶお米(無農薬)5kg
地域の生態系を豊かにしてナベヅルが居心地のよい環境をつくり、飛来地づくりをしています。
公開:2024年3月18日
商品案内1号[2024年4月1回]掲載