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1974年から朝日新聞で連載された『複合汚染』(有吉佐和子著)は、高度経済成長の中で拡大した公害や食品汚染、これに起因する健康被害の増加に対して警鐘を鳴らしました。特に子どもを持つ母親たちの間での危機意識が高まり、全国で安全な食べものを求めた運動が盛んになる中、コープ自然派の前身である共同購入会も『複合汚染』をきっかけに活動が始まりました。
農業より工業を優先し、輸入に偏る日本の政策は、食品業界の在り方も変えました。現在、食品の効率的生産、食感・味や保存性の向上など、さまざまな目的で多くの食品添加物が使用されています。しかし、複数種類の食品添加物を一度に摂取する“複合摂取”が健康にどのような影響を与えるのかは明らかにされていません。また、複数の食品添加物が使用されていても表示を一つにまとめることができるルールや、一見すると身体に良さそうと勘違いしてしまいそうな食品添加物の名称など、消費者が安全な食べものを選択しにくい状況となっています。
コープ自然派は独自の食品添加物基準を定め、基準に満たない食品の取り扱いを行いません。国産にこだわり、食品添加物に頼らない食べものづくりを、生産者とともにこれからもすすめていきます。
自然派Styleポークウィンナー
発色剤(亜硝酸Na等)を使用しない「無塩せき」製法でつくっています。
こだわり ●一度も冷凍されていない新鮮な国産豚肉を使用。 ●食塩、砂糖、香辛料でシンプルに味付け。 ●発色剤(亜硝酸Na)、リン酸塩、化学調味料(アミノ酸等)、着色料不使用。 |
公開:2024年4月1日
商品案内3号[2024年4月3回]掲載