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コープ自然派が目指しているのは「誰もが 有機農産物を食べることができる社会」です。その実現のためには次世代を担う有機農業者を育成していくことが必要です。コープ自然派では2009年にとくしま有機農業サポートセンターを、そして2021年にORGANIC SMILEを立ち上げ、有機農業者の育成に取り組んでいます。
学校で教えていること
土づくり
座学
農場実習
とくしま有機農業サポートセンター
高品質・多収穫を実現できる有機稲作の栽培技術を全国へ拡げています。
今年で15年目!これまで152名が卒業しました
「1000人の有機農家を育てよう」と2009年に設立。生態系調和型農業(BLOF理論)に基づく有機栽培技術や、経営知識を学ぶことができます。2021年には、全国で初となる有機稲作専門の学校へ転換しました。米農家の後継者不足が深刻化するなか、有機稲作の栽培技術を教え、未来を担う有機米生産者を育成しています。
自然派Styleツルをよぶお米(無農薬)
ナベヅルが棲めるほど豊かな環境を整えることを目標としています。
ORGANIC SMILE
中山間地域でBLOF理論を拡げ、高品質な野菜の安定生産を実現しています。
今年で3年目!これまで28名が卒業しました
2021年、友好生協のアイチョイスと共同で設立。熊本県山都町は、有機JAS認定農家数No.1(市町村別)のまちで、移住して有機農業を行う新規就農者が非常に多い場所です。ここでは、日本の食・農・環境の未来を担う有機農業者育成の場として、安定した農業を営み継続できるよう、農業技術や農業経営を学ぶことができます。
有機小松菜
アクが少なく、ジューシーでコクがあります。
有機学校の卒業生たちが活躍しています!
情熱カンパニー
チンゲンサイの土づくりでは自然由来の豚ぷん堆肥を取り寄せ、栽培前に土に混ぜ込んでいます。また、適量の発酵鶏ふんと貝殻石灰を土に混ぜ込み、収穫に至るまで栄養を十分に与えています。さらに、チンゲンサイの生育過程や天候等によって水やりの量を変えることで、品質・サイズともにより良いものを目指しています。育苗から収穫まで生育過程をしっかり観察し、水切れや肥料切れなどによる生育不良に注意しています。
キャベツ栽培は土づくりから始まります。水田の後に植付けをするため、適量の良質な豚ぷん堆肥を投入し、土に底力を与えます。その後、光合成できる時間をしっかりと作り、肥料をゆっくり与えながら時間をかけて育てます。生育途中は根っこが酸素をたくさん吸収できるよう、何度も手押し耕耘機でキャベツの周りを耕し、株元へ土を寄せ上げます。このように、手間をかけて育てることで、栄養価の高いおいしいキャベツができると考えています。
光食品
サポートセンター卒業後、光食品で有機野菜の栽培に取り組んでいます。栽培品目はトマト、たまねぎ、にんにく等です。有機栽培は制約が多く、天候に加え病害虫や細菌類による病気との戦いで、大変な思いをすることもしばしばです。しかし、苦労をして育てた分、思い通りに収穫できた時の喜びが大きく、やりがいを感じます。これからも試行錯誤を繰り返しながら、安全な野菜を安定的に生産できるよう取り組んでいきたいと思います。
現在、光食品で農業部門の作業員として勤めています。トマト、たまねぎ、にんにくなどの調味料の原材料となるものを主に栽培しています。この会社で働くまでは、農業関係の仕事に就いたことはなく、経験などもなかったので、毎年試行錯誤を繰り返しながら作業にあたっています。有機栽培のため病害虫などに悩まされることも多くありますが、日々奮闘しています。
光食品の農園で栽培した野菜を使用!
自然派Style有機お好みソース
国産の有機野菜・果実を使用した甘口ソース。かつお・こんぶの旨みに加えて、胡椒、ナツメグ、丁字、ローレル、桂皮等の香辛料を使用し、マイルドながら風味豊かに仕上げました。
他の卒業生紹介
オクラを6月に出荷予定!
徳島県阿南市で新規就農し、有機栽培(認証ではない)で野菜を作っています。美味しい野菜をお届けできるよう頑張っていきます。
ツルをよぶお米(無農薬)を9月に出荷予定!
お米も野菜も無農薬で苗から作っています。畑に家畜ふん堆肥を使わず、米糠ともみ殻を入れて作る野菜は自然な甘みがあっておいしいです。
ツルムラサキをを6月に出荷予定!
家族で農業をしています!夏前から秋にかけてはツルムラサキやバターナッツを、秋から春にかけてはにんじんを生産しています。よろしくお願いします!
公開:2024年4月29日
商品案内7号[2024年5月3回]掲載