特集カテゴリ
- 国産派宣言(116)
- 有機・オーガニック(94)
- オーガニック給食(8)
- 食品添加物(20)
- ネオニコチノイド系農薬(33)
- 遺伝子組み換え食品(21)
- ゲノム編集(15)
- グリホサート(11)
- 自然派Style(82)
- アニマルウェルフェア(50)
- 地域循環(循環型農畜産業)(20)
- 情報公開(18)
- 生物多様性(22)
- 原発問題(9)
- 放射能汚染・放射能検査(5)
- 食養生(7)
- 野菜のチカラ・栄養価(12)
- 子ども笑顔基金プロジェクト(41)
- 里山の家(12)
- 福祉(5)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2023秋(7)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2022秋(12)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2021秋(11)
- 国産派宣言
1965年には73%あった日本の食料自給率(カロリーベース)は、2022年度(概算)では38%。食生活の変化により主食である米の消費が減少したことや、自給率の低い畜産物や油脂類の消費が増えることで長期的に低下がすすみ、2000年以降はほぼ横ばいで推移しているのが今の日本の状況です。
コープ自然派では、毎日の食卓から少しでも食料自給率UPに貢献できればと「国産派宣言」を掲げ、国産のもの、安心・安全にこだわったものを取り扱っています。日本の森・川・海を土台とした農業や水産業を応援し、地域の生物多様性と自然環境を守りたい。持続可能な日本の未来のために、私たちにまずできることは食の選択です。
食料自給率が下がるとどうなるの?
- 一次産業が衰退することで、地域のコミュニティーも失われる
- 耕作放棄地が増えて環境が悪化し、生物多様性を失う
- 輸入が止まってしまうと、食料不足に陥る
- 世界の飢餓人口をさらに増やすことにつながる
食料自給率でよく聞く“カロリーベース”って?
家畜のえさの自給率も考慮した数値のこと。例えば国産の卵は国内生産が97%ありますがカロリーベースでみると自給率はたった13%しかありません(2022年度概算)。
コープ自然派ではえさも含めて国産にこだわることが輸入に依存しないことにつながると考え、自給率はカロリーベースを指標にしています。
お米の自給率 2022年 99%
日本人の主食であるお米。地域の自然環境にとっても大切な日本の稲作ですが年々消費量は減少しています。また、栽培においてはカメムシの食害を防ぐためにネオニコチノイド系農薬が多用されており、生態系にも影響を与えています。
コープ自然派では農薬に頼らないお米づくりを推進!
コープ自然派のお米作りは農薬に頼らず、生きもののチカラを借りて行います。『有機を拡げるお米』はそれに加えて、有機肥料のみを使って栽培しました。
<商品の一例>
有機を拡げるお米・白米
有機肥料のみを使用し、農薬不使用で栽培しました。
魚介類(食用)の自給率 1965年110%➡ 2022年 56%
かつて漁業大国ともいわれた日本ですが、魚介類の自給率は減少。一人一年当たりの消費量も2011年には肉類より下回り、減少し続けています。温暖化の影響も大きく、生きものの絶滅など多様性の消失がすすみ、海では魚類の回遊経路や産卵場の変化、浅瀬での藻場の大量喪失が懸念されています。
コープ自然派では国産の天然秋鮭使用!
外国産のサーモントラウトが一般的なスモークサーモンですが、本品は北海道産の天然秋鮭を使用。素材の味を損なわない冷燻方式で、桜のチップでじっくりスモークしました。
<冷燻方式>って? |
秋鮭のおいしさを活かす製法のひとつ。熱を加えず低温の煙だけで長時間スモークする製法です。一般の燻製に比べて徹底した温度管理が必要で、素材の良し悪しがストレートに出てきます。 |
<商品の一例>
北海道さけスモークサーモン徳用
4Pの徳用企画!通常2Pを2つ買うよりもお得!
大豆の自給率 1965年11%➡ 2022年 6%
醤油や味噌、豆腐、納豆など日本の食文化にとって欠かせない大豆ですが、自給率はたった6%しかありません。多くを海外から輸入に依存していることになりますが、輸入大豆には遺伝子組み換えの恐れがあります。
コープ自然派では国産大豆使用の豆腐!
外国産のサーモントラウトが一般的なスモークサーモンですが、本品は北海道産の天然秋鮭を使用。素材の味を損なわない冷燻方式で、桜のチップでじっくりスモークしました。
グリホサート検査済 |
大豆の収穫前に除草剤グリホサートが使用されている可能性があることがわかってから、コープ自然派では定期的な残留農薬検査を実施しています。また、北海道では「除草剤グリホサートを使用した大豆を取り扱わない」という方針を出していることを受け、自然派Styleの豆腐の産地を北海道に切り替えました。 |
<商品の一例>
自然派Style絹ごし豆腐 4連パック
大豆の甘みがギュッと詰まった濃厚でまろやかな味わい。
牛肉の自給率 1965年84%➡ 2022年 11%
家畜のえさのほとんどを輸入に依存しているため、豚や鶏と同様に牛の自給率は低い状態です。牛を出荷するまでに育てる期間は2年から2年半ほどあり、継続的に輸入されたえさが必要です。
コープ自然派では飼料米を使った循環型の飼育法!
徳志満ではえさに地域で栽培した飼料米を配合して育てた近江牛を扱っています。その徳志満が厳選した黒毛和牛のもつです。良質の脂身が多い小腸のみを使用しています。
徳志満では牛舎で出た牛ふんを堆肥にし、それを水田に還元してえさとなる飼料米を育てる地域循環型の畜産にも取り組んでいます。 |
<商品の一例>
徳志満の黒毛和牛もつ
焼肉やお鍋、炒めものに。
小麦の自給率 1965年28%➡ 2022年 15%
お米に代わる主要穀物となっている小麦。日本にはパンやお菓子など小麦製品が多いですが、ほとんどの場合、海外産小麦が使われています。また、海外では収穫を容易にするために収穫前に除草剤が使用されることがあり、輸入小麦からの残留が確認されています。
コープ自然派では産直の国産小麦!
薄力粉は北海道産小麦「きたほなみ」のみを使用。強力粉は北海道産小麦「春よ恋」「きたほなみ」のみを使用。様々な料理にご利用ください。
<商品の一例>
産直 薄力小麦粉(自然派Style)
北海道産小麦「きたほなみ」のみを使用。
産直 強力小麦粉(自然派Style)
北海道産小麦「春よ恋」「きたほなみ」のみを使用。
公開:2024年5月20日
商品案内10号[2024年6月1回]掲載