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北は北海道から南は沖縄まで、日本の各地にコープ自然派の野菜生産者はいます。そして、組合員の皆さんに一年通して安定して野菜をお届けできるように、旬に合わせて産地を変えています。

これからの時期は信州の野菜が旬を迎え、その中心が長野県で野菜を栽培している生産者グループの『中庭Farmers』です。長野県佐久穂町から栄養価の高い野菜を安定して出荷するために、生産者が作付けする野菜や栽培技術、出荷体制などで連携して取り組んでいます。

実践しているのは高品質・多収穫を実現する野菜づくり

日本有機農業普及協会理事長の小祝さんが提唱するBLOF理論(生態系調和型農業理論)に基づき土づくりを行い、植物がもつチカラを最大限に引き出す有機野菜づくりを行っています。

【のらくら農場】ケール、春菊

ケール

以前、ケールの詳しい栄養価分析をしてもらったところ、GABA(ギャバ:精神安定などの効果があるといわれています)の数値が慣行栽培のものに比べて23倍ありました。

  

ケールはスーパーフードといって差し支えない野菜ですが、それを栽培の工夫でさらに桁違いの栄養価にすることができます。栽培方法によって、左右されるのです。

  

萩原紀行

やみつきケール

  

濃い旨みで、苦みは強くありません。

春菊

発芽の難しい春菊。のらくら農場では種を蒔く前に、種を一晩水に浸けて発芽を促しています。種を蒔く作業(播種)は、株間や土の水分量、深さなど、気にかけることがたくさんあります。土づくりをしても芽が出ないと作物ができないので、作業に入るときは毎回気が引き締まります。また、のらくら農場の得意な「香り野菜」の中でも、春菊は自信を持って皆さんにオススメできる野菜のひとつです。

  

柔らかく華やかで生のままサラダとしても美味しくお召し上がりいただけます。また、えぐみがなく、炒めものや和えものなど火を加えてもしっかり存在感が感じられます。ご家庭の食卓でぜひお楽しみください!

  

小宮山日向

春菊

  

香り高く、えぐみや独特のアクはほとんどありません。

萩原さんのコレおすすめ!葉ねぎ

  

初鰹の上に、身が見えなくなるくらいにぶっかけてお召し上がりください。この時季、のらくらスタッフの一番人気の野菜です!

葉ねぎ

  

サラダ、炒め物、スープなど、様々な料理に使える万能野菜です。

【いそベジ農場】スナップエンドウ

スナップエンドウは皮が硬くなく、甘みを感じられる大きさを目安に収穫しています。豆が小さいままだと皮は柔らかいですが、これでは絹さやです。豆を大きくすると皮は硬くなり、中身だけ食べるグリーンピースになってしまいます。

  
そうならないよう毎日目を光らせて収穫していますが、どうしても見落として豆を巨大化させてしまうことがあります。商品にならないと思っていたら、あえて大きなスナップエンドウが欲しいという声が。軽井沢の料理人さんは豆だけを料理に使いたいとのこと。スナップエンドウはどの大きさでも需要があると気づかされました。

  

磯辺和明

サラダスナップえんどう

  

さっと火を通してシャキシャキ感をお楽しみください。

【さかまき農園】ミニ大根

今日は畑に入れるかな?3月は、雪、雨、肌寒い日が多くてなかなか畑に入れず、4月に入ってからの大根の種まきになりました。

①まだまだ寒い標高1000mの畑、ビニールマルチして一粒ずつ蒔いていきます。
②少し地温が上がってきた4月中旬、畑を耕してすぐに播種機で種を蒔きます。雑草との競争、どちらが先に大きくなってくれるかな。
③4月下旬になると太陽熱養生処理が出来た畑に種を蒔くことが出来ます。

寒さが残る高原の春、種蒔きの仕方を工夫して、栽培しています。初夏の瑞々しい大根、高原からお届けします!

坂巻秀高

ミニ大根

  

高原の空気と水で育ちました。シャキシャキ食感!

坂巻さんのコレおすすめ!美味タス

  

一枚ずつちぎり肉味噌をくるっと巻いて、ごはんや麺、チーズも一緒に、手づかみでパクリ。

美味タス

  

外葉はリーフレタス、内部は結球レタスの食感で、苦みが少ないです。

【はたけや農場】ミニ白菜

この地域では春になっても朝晩の冷え込みを感じます。5月中旬頃までは朝霜対策の不織布をかけているほどです。キャベツなどと同じように、結球する野菜は初期生育でいかに葉っぱを大きくするかが大切です。そのための肥料バランスに気を付けて栽培しています。気候の助けを借りて、生で食べて触感がよく、うまみのある味を目指しています。

  

4等分して、大胆にフライパンで焦げ目をつけながら蒸し焼き料理にすれば、もはやメインのおかずです。

  

宮嶋達也

ミニ白菜

  

ミニサイズですが、甘みも旨みもしっかりあります!

【だいじの農作地】有機小松菜

高原ならではの寒暖差で育った小松菜は甘みと食感がとても良く、おいしく育ってくれます。我が家のおすすめ料理は、ダントツで小松菜と豚バラの炒めものです!その他にも一品足りない時のおひたし。お味噌汁。野菜ジュース。一食一品は小松菜が食卓に並びます。去年産まれた赤ちゃんの離乳食にも使っており、笑顔でバクバク食べてます。

  

BLOF理論に基づき、自然と会話しながら日々野良仕事に励んでいます。安心安全、毎日食べても飽きない小松菜を、ぜひ一度召し上がってみてください。

  

進藤大治

有機小松菜

  

ジューシーでコクがあります。

産直委員会が2023年に長野県の生産者を訪問しました。

公開:2024年6月3日
商品案内12号[2024年6月3回]掲載

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