• 食品添加物

食品添加物は食べものを作るときに、腐らないように長持ちさせる(食中毒を防ぐ)・綺麗な色や美味しそうな香りをつける・美味しく感じられるようにする・誰でも簡単に作れるようにするなどの目的で使われています。
国が「安全」と認めたものが使われていますが、中には身体や味覚に悪い影響を与えるかもしれないと言われているものもあります。

食品添加物ってどれだろう?

食品添加物は、それ以外の原材料と表示が分かれています。表示の方法は次の3つのうちのどれかです。普段食べている商品の裏面を見てみよう!

  1. 「/(スラッシュ)」で原材料と食品添加物が分けられている
  2. 改行することで原材料と食品添加物が分けられている
  3. 原材料と食品添加物が別枠で書かれている

パン

子どもから大人まで、幅広い年代で親しまれているパン。主食としてお米の代わりにパンを食べる人は多く、特に食パンは朝ごはんとして毎日かかせないという人も多いことでしょう。

パンは家でイチから作るとなると手間や時間がかかります。コープ自然派パン工房のパンと、スーパーやコンビニで売られているパンとの作り方の違いを見てみましょう!

 コープ自然派パン工房のパン 

自然派Style角食北海道ミルクパン 1.5斤

  

よつ葉牛乳をたっぷり使ったしっとり食感。

パン工房で使う小麦は国産が基本。国産小麦粉は外国産の小麦粉よりも力が弱く、生地を作る時はもっと力強くこねる必要があります。しかし、こねすぎると、うまくパンが膨らみません。食品添加物を使わずに、美味しく作ることはとても難しいのです。

生地作り     大切なところは職人が様子を見ながら手作業で行い、食品添加物に頼らずに製造しています。
発酵    生イーストを使い、時間をかけてじっくり発酵させています。

 スーパーやコンビニのパン 

スーパーなどでは、パンを効率よくたくさん作るために食品添加物が使われています。

生地作り      大きな機械を使って一度にたくさんのパンを作るために、食品添加物を使います。例えば、「乳化剤」には生地を均一に混ぜ合わせ、パンの食感を良くする働きがあります。
発酵パンをふくらませる酵母菌(イースト菌)の働きを良くするために、いくつかの食品添加物を混ぜて作られた「イーストフード」が使われることがあります。

ウィンナー

スーパーで売られている多くのウィンナーには保存性を高め、見た目を良くするためにたくさんの食品添加物が使われています。「食品添加物を使わずに作るのは難しい」と言われるウィンナーですが、鎌倉ハムクラウン商会では一度も冷凍していない新鮮な豚肉を使い、食品添加物に頼らないウィンナー作りを行っています。

 鎌倉ハムのウィンナー 

自然派Styleポークウィンナー

  

指定農場の新鮮で質の良い国産豚肉を使用。

原材料   一度も冷凍していない新鮮な国産の豚肉を使用しています。
豚肉が本来持つ水分や粘りを活かしてつくります。
鮮度の良い、豚肉本来の色を活かしています。
豚肉本来の旨みを活かし、味付けは塩と香辛料だけ。

鎌倉ハムクラウン商会では衛生管理を徹底することで保存料を使わないようにもしています。

 スーパーやコンビニのウィンナー 

原材料      冷凍の豚肉を使用していることが多いです。(輸入品が使われていることが多い)
冷凍した豚肉を解凍するとパサパサになってしまいます。水分を逃がさずに肉をまとめるために「結着剤(リン酸塩)」を使います。
発色剤(亜硝酸Na)を使って肉の色を綺麗な色にしています。
化学調味料を使って、冷凍によって旨みが失われてしまった肉の味をととのえます。

赤字は食品添加物。これ以外にも保存料着色料が使われているものもあります。

お惣菜

美味しくて、便利なお惣菜。私たちの生活にとても身近で、コンビニやスーパーで手軽に買うことができます。しかし、具材や味付に使う調味料など、使用する材料が多くなると、気付かないうちにたくさんの種類の食品添加物を食べてしまうかもしれません。

 この食品添加物に注意! 

化学調味料    旨味成分を人工的に取り出した、あるいは合成したもののこと。この味に慣れてしまうと、素材の味を感じる力が損なわれてしまうと言われています。

 コープ自然派のお惣菜 

産直のお肉とこだわりの調味料で作りました。

自然派Style神山鶏と自然豚の照り焼きミートボール

  

産直肉(神山鶏&自然豚)を使用。こだわり調味料で作った照り焼きソースがごはんによく合います。

やっぱり自然豚de餃子

  

原料肉は100%自然豚を使用。こだわりの産直肉ならではのおいしさ。

お菓子・ジュース

みんなが大好き!お菓子とジュース。美味しくてつい食べてしまいますよね。その裏側では、味や香りを良くするために甘味料や香料、見た目を良くするために着色料などの食品添加物が使われています。

 この食品添加物に注意! 

人工甘味料    少ない量で強い甘みをつけることができます。そのため、長く続けてとっていると甘みに対する感覚が鈍くなってしまう危険も。低カロリーの飲みものによく使われています。
合成着色料綺麗な色をつけるために使われます。実は原料は石油。日本で使われているものの中には、海外では使ってはいけないと定められているものもあります。

 コープ自然派のお菓子・ジュース 

果汁と砂糖で作りました。

光食品の安心サイダーセット4種(4本)

  

光食品のサイダー4種類の飲み比べができるセットです。香料・酸味料・着色料などは使いません。お子さんでも安心して飲めます。

フルーツシャーベット

  

農薬に頼らず栽培したりんご・みかんの果汁、海外産有機ぶどう果汁を主原料に使用しています。

公開:2024年7月22日
商品案内19号[2024年8月1回]掲載

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