特集カテゴリ
- 国産派宣言(116)
- 有機・オーガニック(94)
- オーガニック給食(8)
- 食品添加物(20)
- ネオニコチノイド系農薬(33)
- 遺伝子組み換え食品(21)
- ゲノム編集(15)
- グリホサート(11)
- 自然派Style(82)
- アニマルウェルフェア(50)
- 地域循環(循環型農畜産業)(20)
- 情報公開(18)
- 生物多様性(22)
- 原発問題(9)
- 放射能汚染・放射能検査(5)
- 食養生(7)
- 野菜のチカラ・栄養価(12)
- 子ども笑顔基金プロジェクト(41)
- 里山の家(12)
- 福祉(5)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2023秋(7)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2022秋(12)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2021秋(11)
- 有機・オーガニック
コープ自然派では「誰もが有機農産物を食べることができる社会」を目指して、1000人の有機農業者を育てることを目指し、「有機の学校」で農業者の育成を行っています。現在は189人の生徒が卒業しました。おいしくて栄養価のある野菜を作る技術を教えています。
コープ自然派が運営する「有機の学校」
徳島県と熊本県に1カ所ずつあり、BLOF理論を通して実践的な有機農業の知識や技術を学ぶことができます。
学校ではどんなことをしているの?
「 BLOF理論 (生態調和型農業理論)」
おいしくて栄養価の高い野菜を多収穫するための技術です。ただ有機栽培をするだけで、栄養価が高い野菜がつくれるわけではありません。有機の学校ではBLOF理論に基づいて土壌分析や堆肥設計を学び、農薬、化学肥料を使わずに、おいしくて栄養価の高い野菜を作っています。
BLOF理論は日本有機農業普及協会の小祝政明先生が提唱している独自の栽培技術のことです。 |
「有機の学校」賛助会員募集中!
有機の学校は組合員の皆さんの支援によって成り立っています。次世代の有機農業者育成のために応援よろしくお願いします。
2009年設立
NPOとくしま有機農業サポートセンター(徳島県小松島市)
今年もサポートセンターでの稲刈りがほぼ終わり、残りは秋処理だけになっています。毎年この時期に今期の米質は?とか、収量はどうだった?と色々聞かれますが、今年は特に連日の記録的猛暑による高温障害なのか収量は少なめでした。
BLOF理論の水稲作りを開始して3年が経ちましたが、まだまだ品質や収量に満足いく結果がついてきません。しかし、また来年の稲作に向けてセンターの研修生、スタッフ共々、秋処理に取り掛かっていこうと思います。
そして今年もまた冬野菜のブロッコリーやキャベツ等の露地野菜も作っているので、まもなく組合員の皆さんへお届けいたします。
副理事長 浜田浩明
キャベツ
キャベツの生産者のひとつ「情熱カンパニー」では「とくしま有機農業サポートセンター」の卒業生を受け入れています! |
2021年設立
NPO法人 ORGANIC SMILE(熊本県山都町)
3期生の入学から約7ヶ月が経ちましたが、生徒の皆さんはとても楽しそうに学んでおり、親戚のような一体感が生まれています。当校では、栄養価の高い有機野菜づくりを目指し、小祝政明先生やBLOFインストラクター陣からBLOF理論を学び、授業の中で実践しています。
ORGANIC SMILEの特徴は、多くの先輩プロ有機農家が授業に参加し、実際の栽培や経営などを教えてくれることです。生徒たちはプロの畑に足を運び、土や野菜に触れ、感じ、理解しています。実際の現場を体験することで、生徒たちは自分たちの将来をイメージしています。もちろん、授業の中で分からないことがあれば、フォローしています。
今期の授業は後半戦に入りますが、まだまだ盛りだくさんの授業が待っています。生徒たちと共に学びながら、将来に向けてたくさんの有機の風を起こしていくことでしょう。
副理事長 鳥越靖基
有機ほうれん草
「ORGANIC SMILE」の卒業生・黒坂さんも出荷! |
有機農業に取り組む生産者をご紹介
有機大根
私達みむら楽農は、自家製の堆肥を使用して土作りに取り組んでいます。有機栽培では化学農薬の使用が制限されるため、土壌病害によって影響を受けやすい大根の有機栽培においては、栽培期間中の土壌環境を良好な状態に保つことが重要です。
当農園では堆肥の利用と太陽熱養生処理を組み合わせて、土壌をふかふかにし、微生物バランスを整えています。今年は暑さの影響もありましたが、なんとか収穫を迎えることができました。
みむら楽農 三村伴春
有機大根
大根の皮を厚くむき取った後は、捨てずにきんぴらがおすすめ。
有機ごぼう
例年は5月のゴールデンウイーク明けから播種するのですが、今年は春先の天気が悪く、畑が作れず播種が2週間遅れました。6月中旬には美幌町にスコールのような雨が降り出足は散々でした。その後は昨年のような高温や豪雨もなくすくすくと成長してくれましたが、播種時期の遅れは取り戻せず、収穫は昨年より10日遅れとなっています。73haのごぼうを収穫するには1か月以上はかかりますので、11月中旬まで頑張って収獲します。
毎年同じ天気がないのでしっかり土づくりをしないと美味しいごぼうは作れません。ごぼうを収穫しながら来年のごぼうの畑に緑肥を撒いたり雪が降るまで土づくりに勤しんだりしています。
大雪を囲む会 一戸農場 一戸允仁
有機ごぼう
旨みと香り・風味抜群!食物繊維やポリフェノールが豊富。
有機みかん
有機みかんの栽培は雑草との戦いです。特に夏季は毎日草刈りを行っています。草刈りの目的は、虫の温床を作らないようにするだけでなく、1本1本の木を管理するために木々の間を整備することも目的としています。これにより、木の樹勢や状態を徹底的に確認しながら生長をコントロールしています。
今年は例年にない天候や気候変動がありましたが、これからも面積を拡大しながら出荷量を確保し、たくさんの組合員さんにお届けできるように頑張ります。
さかもとふるーつ 坂本侑平
あまっこ有機みかん3kg箱
有明海の潮風と太陽の恵みをいっぱいに浴びた有機みかんです。
りんご
津軽産直組合では、化学肥料を使用せず、有機質肥料を全生産者が使用しています。基礎となる土づくりを大事にし、毎年、夏に土壌分析を行い、その結果に基づいて各生産者が自分の圃場にあった有機質肥料を施肥し、土をフカフカにします。樹を健康・葉を丈夫にして、病気や害虫に負けない栽培に取り組んでいます。
これからも組合員の皆さんに「安心・安全・美味しい」りんごをお届けできるように生産者一同、頑張ります。
津軽産直フーズ※ 斉藤充弘
※津軽産直組合のうちネオニコフリーに取り組んでいる集団を津軽産直フーズと呼んでいます。
りんご・サンふじ訳あり 800g
表皮にスリ傷や害虫被害のあるものや、霜で変形したものも入ります。
公開:2024年11月18日
商品案内36号[2024年12月1回]掲載