コープ自然派では、組合員・生産者が一緒になって〝国産オーガニックをつくろう〟という機運が高まっています。国産オーガニックは、森・川・海の自然循環を土台とする安全な食べものづくりが基本です。それは食料自給率を向上させ、食料主権(食の尊厳)を取り戻す取組にもつながります。

また国産オーガニックは、すべてのいのちのサイクルを大事にします。自然界では、土の中で微生物は有機物を分解し、それを植物が吸収し、ヒトが食べるといういのちのサイクルが営まれています。しかし、農薬や食品添加物などによって、いのちのサイクルが断ち切られ、自然もヒトも、健康を損なう結果となっています。

コープ自然派は、「原材料から無添加・無農薬」という設立当初の理念と想いを積み重ねてきました。そしてこれからも「誰もが有機農産物(国産オーガニック)を食べることができる社会」をめざします。