サトウキビ畑

製菓材料でおなじみの当社
今回は「種子島産粗精糖」を紹介します。

この商品がつくられる種子島の製糖工場では、島の自然や環境保護を理念の一つとしており、創業当初から廃棄物や有害物質を自然界に排出しない「ゼロ・エミッション」での製造を行っています。

  
種子島の環境や住民の皆さんと共存している、自然のお砂糖です。

  
アルファフードスタッフ 豊田敏夫

  

「ゼロ・エミッション」って?

廃棄物や有害物質を出さない取組です。生産の過程で出たサトウキビの搾りかすはボイラーで燃やし、発生させた蒸気でタービンを回して発電し、工場内の電力として使用しています。

搾りかすのもう一つの使い道が家畜の敷料(寝床に敷くもの)。おがくずやもみがら、山砂といった従来の敷料と比べ、吸水率が高いと評判です。

敷料の役目を終えると堆肥として再びサトウキビ畑に還るので、廃棄物を出しません。清浄工程で発生する沈殿物は畑の肥料に、分離工程で出る最終糖蜜も、家畜の飼料や発酵原料として再利用するなど、余すところなく種子島の中をぐるりと循環しています。

鹿児島県種子島産の粗糖


種子島産粗精糖

  

サトウキビ本来の自然な旨みや甘み、ミネラルが残っています。便利なチャック付き袋入り!

公開:2023年1月30日
商品案内46号[2023年2月3回]掲載

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