明治24年(1891年)創業。
特徴は『静置発酵』と『氷温熟成』。

静置発酵

お酢の製造法には“静置発酵法”と“通気発酵法”の大きく2種類あり、マンネン酢が続けているのは、酢酸菌の発酵がゆっくり進む、昔ながらの“静置発酵法”です。通気発酵法だと2〜3日ですが、静置発酵だとお酢になるまで40日前後かかります。

  

菌のチカラで多種・微量な有機酸がゆっくりと醸し出され、奥の深い味わいになります。

  

静置発酵中。表面に酢酸菌の膜ができています

氷温熟成

お酒・お酢それぞれの段階で-2℃~-5℃の“氷温”で貯蔵・熟成しています。これにより、におい(ジアセチル) を抑え、香りを引き立てることができます。

  

  

  

使うお米は瀬戸内海沿岸の7県のみ。どちらもおすすめです!

氷温純米酢 すし酢は、少ししだけ甘めの味わいにしております。老若男女に食べやすく、美味しさを感じて頂くためにです。ベースのお酢がまろやかなタイプなので素材の味の邪魔をしないすし酢です。

  

黒酢は、玄米のお酒はアミノ酸が多くアルコール度数が上がりにくいため、普通の純米酢より多くのお酒を使います。マンネン酢特有の酢酸菌のおかげで黒酢特有の香りを残しながらまろやかな味わいになっています。

  

マンネン酢 久保好弘さん

氷温純米酢 すし酢

  

氷温純米酢をベースに砂糖、食塩、昆布エキス、椎茸エキス、ホタテエキス、鰹節エキス等を原料として味を整えています。

黒酢

  

玄米のお酒を醸造し、そのお酒を酢酸発酵で黒酢にします。

公開:2023年10月2日
商品案内29号[2023年10月3回]掲載

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