福村さん

製造課の福村拓真さんに、漁法や目利き、加工など、マグロを仕入れて商品化するまでのお話をお聞きしました。

延縄(はえなわ)漁法で漁獲

今回紹介する2品とも遠洋延縄船で漁獲したマグロを使用しています。

  

延縄漁法で漁獲されたマグロを積極的に使用するのは品質保持の観点もありますが、貴重な天然資源を守りつつ、マグロの魅力を後世にも伝えるためです。

  

マグロの恩恵を受けマグロと共に歩んできたマストミだからこそ持続可能な漁法である延縄漁にこだわり続けなければならないと考えています。

漁獲されたマグロは、船上で1匹ずつ丁寧に処理。船内凍結することでマグロの品質を保ちます。

長年の関係性によって培った調達力

天然魚は1本ずつ個体差があるので、長年お付き合いのある仕入先からマストミの求める品質のマグロを事前に選別してもらっています。

  

また、目視によってさらに選別を行い、色・鮮度・身質等の品質基準をクリアしたものだけを使用。安定した品質でお届けできるよう心掛けています。

  

  

マストミでは、本マグロ・南マグロ・メバチマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロ・天然マグロを取り扱っています。味わいについては、魚種それぞれの旨み(良さ)があるので甲乙つけがたいのですが、マグロの品質や適正を見極め、それぞれの商品に適した「おいしいマグロ」を使用するよう心掛けています。

   

 マストミのおすすめ! 

  

食感を損なわないように機械で、そして最後には手作業でもスジを取り除いています。手作業が多く、一般的なネギトロよりも手間がかかりますが、妥協はせず、マストミの従業員一人一人がプロとしてのこだわりを持って仕上げています。

自然派Styleメバチマグロネギトロ(四人前)

   

良質のメバチマグロと非遺伝子組み換えの菜種油のみ使っています。

  

 マストミのおすすめ! 

  

凍結しているマグロを、ご家庭で使用しやすいよう小さいサイズにカット。マグロを切り出す際には、解けないようにより細心の注意を払って加工しています。船内凍結のマグロの品質を維持したワンフローズンの味わいをお楽しみください。

刺身用まぐろ角切り

   

クセがなくあっさりとした味わいの「キハダマグロ」を使用しました。

公開:2023年12月11日
商品案内40号[2023年12月5回]掲載

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