生産者の楠正人さん(奥)、宮根彰嗣さん(手前)

我が家は、にんにく栽培を始めて約50年になります。山と川に恵まれた阿波市周辺で、自家製の完熟堆肥(もみ殻や米ぬかや油粕を原料に発酵させた堆肥)を主体に農薬や化学肥料は使用せず、永年にんにく栽培を続けております。

品種は元々病害虫に強く環境適応性の強い「上海早生」で、種球(鱗片)は自家採種によります。水田跡地のにんにく栽培に適した圃場は、年々転換して連作はしません。土壌分析等により土壌の物理性や肥沃度にこだわり、化学肥料や農薬に頼らない地域資源を用いて、環境保全を考えた持続可能な有機農業での栽培を続けています。

近年では BLOF理論も取り入れ、昔ながらの有機肥料(アミノ酸系肥料)や有機苦土、有機石灰を主体に病害虫に強く旨みがあって日持ちのするにんにくを作っています。天敵や害虫、雑草とも共存しながら、安全で美味しい、気持ちを込めた昔ながらのにんにくの芽とにんにくを提供させていただきます。

有機連合ファーム 楠正人

新にんにく

  

収穫し乾燥させた後すぐお届けしますので、掘りたての生の香りが味わえます。

公開:2024年4月29日
商品案内7号[2024年5月3回]掲載

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