鳥取こだわり野菜の会のみなさん

鳥取県の白ねぎの歴史は古く、明治の中期から栽培が始まり昭和の初期には弓浜半島の主要品目となりました。その後各地区に栽培が拡がり、現在では京阪神を中心に出荷する西日本で有数の産地となっています。他の国内産地にない大きな特徴は、一年中白ねぎを生産していることです。

春ねぎは3月〜5月(標高の低い平野部を中心に栽培)、夏ねぎは6月〜9月(標高の高い中山間地を中心に栽培)、秋冬ねぎは10月~2月(地域全体で栽培)、というように地域間でリレー出荷を行い、周年出荷体制を構築しています。

これからの時期に出荷される秋冬ねぎは、甘みとヌル(白ねぎ内部に留まった水分と合わさった養分)がより一層増えて甘露な味となっているので、組合員さんが満足感を味わえるものと期待しています。

鳥取こだわり野菜の会 小松雅朗

白ねぎ

  

辛みと独特の甘み。塩焼きや麻婆豆腐・うどん・そばの薬味などにどうぞ。

公開:2024年10月28日
商品案内33号[2024年11月2回]掲載

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