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大雪を囲む会に今年から新しい生産者が2名増えました。一人は私と同じ美幌町に住んでいて慣行たまねぎを専門に作っていた池端一也さん38歳です。
出会いは知人を通じてでした。池端さんはお父さんと一緒に慣行たまねぎを栽培しているのですが昔から自然食品や環境に興味があり、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読んで、化学物質を大量に含む農薬が使用されることで生態系に影響を与えることを学び、益々有機農業に興味が出たとのことです。それから堆肥や土こうじの作り方を学び実践すると、土の温度がしっかり上がり、自分が思っていた有機堆肥を自分で作れることに感銘を覚えたそうです。
今年は8反の有機転換たまねぎを作られました。収穫を迎えて、有機でたまねぎが出来るんだと興奮気味に喋ってきました。私もそう言われると本当に嬉しくなりました。今年から転換期間中も混じりますが、若い生産者の有機への拡がりを楽しみにしてください。
大雪を囲む会 一戸宏公
有機たまねぎ
加熱することにより甘みが増します。
公開:2024年11月11日
商品案内35号[2024年11月4回]掲載