知られていない「おいしい魚」に注目!

私たち九里は、「アイゴ」という魚の魅力を広めるために、鳥羽磯部漁協と産地連携しています。鳥羽・答志島を訪れた際にアイゴ料理の美味しさに感銘を受け、より多くの方にアイゴを味わっていただきたいと考えました。国内の多くの魚は流通に乗りづらく、廃棄されることが多いのですが、アイゴはその一例です。

  

日本にはまだまだ美味しい魚がたくさん眠っています。今後もその魚達を紹介していただけたらと思っています。 

  

九里美穂

鳥羽磯部漁協との産地プロジェクトで実現

地域の海で起きている課題の解決を図る「海のごちそう地域モデル事業」。その一つが、「草食系おととの大変身プロジェクトinみえ熊野」です。

  

海の「命のゆりかご」である藻場が減少しており、その原因のひとつとして「海藻を食べる魚たち(シーベジたべるフィッシュ)」の増加が問題になっています。これらの魚は商品価値が低く、水揚げされても市場に出回らず捨てられてしまうことも。これらをおいしく食べることで積極的な水揚げを促進し、海藻と魚たちの良いバランスをめざしています。

海のごちそうプロジェクトinみえ熊野
事務局長の小野里さん

連合商品委員会で「アイゴ」の商品開発に取り組みました!

アイゴはどんな調味料とも相性が良く、さまざまな料理スタイルで組合員の皆さんに楽しんでいただくことをめざしています。漁獲後すぐに内臓を処理することで独特の臭みを軽減し、白身の持つ豊かな味わいを引き出しています。

三重県産白身魚カレーフライ

三重県産のアイゴを丁寧に下処理し、カレー味のフライにしました。

三重県産白身魚竜田揚げ

三重県産のアイゴを丁寧に下処理し、特製のタレに1日漬け込み竜田揚げにしました。

公開:2025年2月10日
商品案内48号[2025年2月4回]掲載

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